KOTAIバイオが10x Genomics「Atera」を導入、空間解析の受託拡充へ
三洋貿易は、グループのKOTAIバイオテクノロジーズが米10x Genomicsの空間解析装置「Atera」を導入し、空間解析サービスを強化すると発表した。
シングルセルRNA-seqは、探索段階で組織中の細胞を1細胞ずつ遺伝子発現プロファイリングし、標的抗原の発現の偏り(不均一性)や正常組織での発現(オフターゲット懸念)を把握する手法です。
CITE-seqでは細胞表面タンパク質も同時に測定でき、抗体・ADC・二重特異性・CAR-Tなどモダリティを問わず標的選定やde-riskに使われ、読み出しはNGSで行います。
シングルセルRNA-seqは、組織や培養細胞を1細胞ずつに分け、それぞれの細胞が発現する遺伝子(mRNA)を並列に読み取る手法です。集団の平均を見るバルク解析と違い、細胞ごとの発現プロファイルから細胞種や状態の違い(不均一性)や希少な集団を捉えられます。CITE-seqでは、オリゴ標識抗体を用いて細胞表面タンパク質の発現もトランスクリプトームと同時に取得します。
探索段階では、標的抗原がどの細胞にどの程度発現しているか、正常組織にも出ていないか(オフターゲット懸念)を1細胞解像度で確認でき、標的の妥当性評価やde-riskに役立ちます。得られる情報は特定のモダリティに依存しないため、抗体・ADC・二重特異性抗体・CAR-Tなど幅広い探索・非臨床のプログラムで、標的選定や候補の絞り込みに横断的に使われます。
基本的には、検体を単一細胞懸濁液にしてから1細胞ごとにバーコードを付与し、ライブラリーを調製してNGSで読み取り、細胞ごとの発現データとして解析します。
掲載情報の確認日:2026年7月(メーカー公開情報をもとに編集部が確認。最新・正確な仕様は各社公式をご確認ください)