セルソーターは、フローサイトメトリーの原理を使い、細胞集団の中から目的の細胞を検出し、1細胞単位で分取・回収するための装置です。細胞表面マーカーや蛍光シグナルなどの情報をもとに、特定の細胞集団を選別できます。
細胞分取単一細胞化抗体スクリーニング免疫細胞解析
- 分類
- 単一細胞化・ウェル播種
- 主な用途
- 細胞分取 / 単一細胞化 / 抗体スクリーニング / 免疫細胞解析
- 代表メーカー
- BD・Sony Biotechnology・Beckman Coulter Life Sciences・Thermo Fisher Scientific ほか計6社
- 関連キーワード
- 単一細胞 / セルソーター / クローン / 細胞株開発 / 抗体スクリーニング / フローサイトメトリー
用途・特徴
セルソーターは、細胞を解析するだけでなく、目的の細胞を実際に分取・回収できる点が特徴です。
フローサイトメーターでは、細胞集団の解析が主な目的になります。一方、セルソーターでは、蛍光や散乱光などの情報をもとに目的細胞を選び、チューブやプレートへ回収できます。
Point
- 目的の細胞を高純度で分取・回収できる
- 単一細胞からのクローン化に使われる
- 複数の蛍光パラメーターを同時に解析できる
基本的には、細胞懸濁液を調製し、必要に応じて抗体染色や蛍光標識を行ったうえで装置にセットします。
細胞株開発では、目的細胞を1細胞ずつ96ウェルプレートや384ウェルプレートに分取し、単一細胞由来クローンとして立ち上げる用途があります。実際の条件は、細胞種、蛍光パネル、ソート速度、ノズル径、回収方法、細胞へのダメージ許容度によって変わります。
セルソーターとフローサイトメーターは、どちらも細胞を流路に流して、散乱光や蛍光シグナルを検出する装置です。大きな違いは、解析だけで終わるか、目的細胞を分取・回収できるかです。
結論フローサイトメーターは「見る装置」、セルソーターは「見て選んで回収する装置」と考えるとわかりやすくなります。
フローサイトメーターセルソーター
注意点
ソーティング条件、細胞ダメージ、バイオセーフティに注意
掲載情報の確認日:2026年7月(メーカー公開情報をもとに編集部が確認。最新・正確な仕様は各社公式をご確認ください)