細胞株開発とは?抗体医薬に使う産生細胞株をどう構築・評価するか
細胞株開発は、抗体医薬製造の出発点となるクローンを選び切る工程です。選択系、クローン性、力価、品質、robustness、継代安定性を整理します。
単一細胞分注は、細胞を1個ずつ96ウェルプレートや384ウェルプレートへ分注し、単一細胞由来のクローンを立ち上げるための装置カテゴリです。細胞株開発では、遺伝子導入後の候補細胞を単一細胞化し、クローン性を確認しながら高産生クローン選抜へ進める場面で使われます。
単一細胞分注は、候補細胞を1ウェルに1細胞ずつ播種し、単一細胞由来クローンとして培養を開始するために使われます。
細胞を薄めて播種する方法と比べると、実際に1細胞が分注されたことを画像や記録で確認しやすい点が特徴です。
細胞株開発では、クローン性確認や増殖観察と組み合わせることで、どのウェルのクローンが単一細胞由来かを説明しやすくなります。
基本的には、細胞懸濁液を装置にセットし、単一細胞を検出しながらウェルプレートへ分注します。
単一細胞分注装置とセルソーターは、どちらも1細胞単位で扱うことがあります。ただし、目的は少し違います。セルソーターは細胞を選別して分取する装置で、単一細胞分注装置は単一細胞由来クローンを立ち上げるウェル播種に重点があります。
細胞株開発では、単一細胞分注装置は「クローンを立ち上げるための播種」に向いています。セルソーターは、細胞を蛍光やマーカーで選び分けたい場合に向いています。
目的細胞を選別して分取する
1細胞をウェルへ分注する
蛍光マーカーなどを用いた細胞選別
単一細胞由来クローンの立ち上げ
特定マーカー陽性細胞を選べる
クローン性の記録を残しやすい
抗体スクリーニング、免疫細胞解析、細胞分取
細胞株開発、単一細胞クローニング
ソート条件や細胞ダメージに注意
分注後の増殖確認が必要
掲載情報の確認日:2026年7月(メーカー公開情報をもとに編集部が確認。最新・正確な仕様は各社公式をご確認ください)