MaxCyte、96ウェル電気穿孔プラットフォーム「ExPERT DTx」を発表
MaxCyteが、初代細胞や細胞株の高スループット遺伝子導入に向けたモジュール式96ウェル電気穿孔プラットフォーム「ExPERT DTx」を発表した(2026年2月)。1回3分で最大96検体を処理し、創薬・ディスカバリー用途を狙うとされる(メーカー公表値)。
トランスフェクション試薬は、CHO細胞やHEK293細胞などの哺乳類細胞へ、プラスミドDNAなどの核酸を導入するための試薬です。抗体医薬の細胞株開発では、目的抗体遺伝子を細胞へ導入する入口として使われます。
一過性発現では、抗体候補や組換えタンパク質を短期間で発現させる目的で使われます。
CHO細胞ではエレクトロポレーションも使われますが、トランスフェクション試薬は装置なしで始めやすく、多条件検討や一過性発現に使いやすい点が特徴です。
基本的には、プラスミドDNAとトランスフェクション試薬を混合し、DNAと試薬の複合体を作ってから細胞へ添加します。
CHO細胞への遺伝子導入では、トランスフェクション試薬とエレクトロポレーションの両方が使われます。用途と条件検討のしやすさが選択のポイントになります。
CHOでは、安定発現株作製ではエレクトロポレーションが選択肢になりやすい一方、一過性発現や複数条件の比較ではトランスフェクション試薬が使いやすい場合があります。
電気パルスで細胞膜を一時的に開く
DNAと試薬の複合体を細胞へ取り込ませる
導入しにくい細胞や安定発現株作製で使いやすい
装置なしで始めやすく、多条件検討しやすい
安定発現株作製、ゲノム編集、条件最適化
一過性発現、抗体候補比較、少量タンパク質調製
細胞ダメージ、装置・消耗品コスト
試薬毒性、試薬コスト、細胞との相性
電圧、パルス、バッファー、細胞密度
DNA量、試薬量、細胞密度、培地条件
掲載情報の確認日:2026年7月(メーカー公開情報をもとに編集部が確認。最新・正確な仕様は各社公式をご確認ください)