Thermo Fisher Scientificは2026年4月、CHO細胞株開発を効率化するためのキット「Gibco™ CHOvantage™ GS Cell Line Development(CLD)Kit」を発表しました。
どんな製品か
トランスポゾンベースのベクターシステムと、同社の「Efficient-Pro」培地・フィードを組み合わせた、細胞株開発(CLD)向けの統合キットです。公式情報では、次のような性能が示されています。
- フェドバッチ培養で抗体力価 7 g/L 以上
- 安定プールの樹立まで最短4週間
- 安定クローンの選抜まで14週間
開発から製造への移行を見据え、ロイヤリティフリーの臨床段階ライセンスを含む点も特徴として挙げられています。
位置づけ
細胞株開発は、抗体医薬の生産性・品質・スケジュールの出発点を決める工程です。ベクター系と培地・フィードを別々に最適化するのではなく、相性の取れたセットとして提供することで、条件出しの手間と立ち上げ期間を短縮する狙いがあります。
CHO-K1プラットフォームを基盤とし、同社の既存ポートフォリオ(Freedom CLDキット等)と合わせて、宿主細胞株や開発スケジュールに応じた選択ができるとされています。
※ 本ページはメーカー公式情報をもとにした紹介です。具体的な性能・ライセンス条件は公式サイトおよび各種資料をご確認ください。