CellFE、非ウイルスの機械的遺伝子導入「Cyva」の臨床スケール検証を開始
CellFE(米)が、Made Scientificと組み、非ウイルス・マイクロ流路の機械的遺伝子導入(メカノポレーション)装置「High Volume Cyva System」の臨床スケール性能を検証する協業を発表した(2025年5月)。活性化・静止いずれのT細胞にも対応を狙う。
エレクトロポレーターは、電気パルスを使って細胞膜を一時的に透過化し、DNA、RNA、Cas9 RNPなどを細胞内へ導入するための装置です。CHO細胞株開発では、目的遺伝子の導入、安定発現株作製、ゲノム編集、条件最適化などで使われます。
エレクトロポレーターは、トランスフェクション試薬では導入しにくい細胞や、安定発現株作製、CRISPR/Cas9ゲノム編集などで使われることがあります。
トランスフェクション試薬と比べると、装置と専用消耗品が必要になりますが、電圧、パルス幅、パルス回数、バッファー条件などを調整することで、細胞種や導入物に合わせた条件検討ができます。
基本的には、細胞と導入したい核酸・タンパク質を専用バッファー中で混合し、キュベットや専用チップ、プレートに入れて電気パルスをかけます。
CHO細胞への遺伝子導入では、トランスフェクション試薬とエレクトロポレーションの両方が使われます。
CHOでは、一過性発現や抗体候補比較ではトランスフェクション試薬が使いやすい場合があります。一方で、安定発現株作製やゲノム編集では、エレクトロポレーションが選択肢になりやすい場合があります。
DNAと試薬の複合体を細胞へ取り込ませる
電気パルスで細胞膜を一時的に開く
装置なしで始めやすく、多条件検討しやすい
導入しにくい細胞や安定発現株作製で使いやすい
一過性発現、抗体候補比較、少量タンパク質調製
安定発現株作製、ゲノム編集、条件最適化
試薬毒性、試薬コスト、細胞との相性
細胞ダメージ、装置・消耗品コスト
DNA量、試薬量、細胞密度、培地条件
電圧、パルス、バッファー、細胞密度
掲載情報の確認日:2026年7月(メーカー公開情報をもとに編集部が確認。最新・正確な仕様は各社公式をご確認ください)