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2026.06.23Sartorius

Sartorius、自家細胞治療の生産性を高める統合プラットフォーム「Eveo Cell Therapy Platform」を発表

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Sartoriusは、自家(オートロガス)細胞治療の製造とQCを自動・マルチパラレルで行う統合プラットフォーム「Eveo Cell Therapy Platform」を発表しました。細胞選択・活性化・遺伝子改変・拡大培養・洗浄濃縮・最終製剤までを、原材料からバイオリアクター・分離技術まで同社製品でクローズドに一気通貫でつなぐ構成です。

1人で8バッチ、同じ部屋で

最大の狙いは、自家細胞治療のボトルネックである「手作業・属人化・スケールアウトの非効率」を構造的に解くことです。マルチパラレル構成により、1人のオペレーターが従来2バッチ分のスペースで8患者分のバッチを同時に処理できるとしています。1バッチ約7日・年50稼働週を前提とすると、いまは年100回分程度の設置面積で年350回分超を生産できる計算で、ほぼ4倍の増産にあたります。CAR-Tの工程では製造コストを最大90%削減できる可能性も示しています。

クローズド統合という設計思想

個別装置のつなぎ合わせではなく、工程全体を一つの閉鎖系に統合する点が特徴です。患者ごとの単一バッチ製造という細胞治療特有の制約のもとで、同じクリーンルーム面積から得られる治療回数を引き上げる発想です。受注開始は2026年9月、初出荷は2027年を予定し、ElevateBioがpreferred partnerとして初期プラットフォームの一つを利用するとしています。

ex vivo(体外)での細胞加工をいかに自動化・集約するかは、細胞治療の商用化に向けた中心的な論点です。装置単位の改善から、工程全体を束ねるプラットフォーム競争へと軸が移りつつあることを示す動きといえます。

※ 本ページはメーカー公式情報をもとにした紹介です。仕様・適用範囲の詳細は公式情報をご確認ください。

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