細胞状態・増殖評価

フローサイトメトリー

フローサイトメトリーは、細胞を流路に流し、レーザー光を照射して散乱光や蛍光シグナルを測定する分析方法です。細胞表面マーカー、細胞内タンパク質、細胞周期、細胞死、蛍光レポーターなどを、細胞集団の中で1細胞単位に解析できます。

1細胞解析多色測定細胞表現型免疫解析
分類
細胞状態・増殖評価
主な用途
1細胞解析 / 多色測定 / 細胞表現型 / 免疫解析
関連モダリティ
抗体医薬 / 二重特異性抗体 / Fc融合・組換えタンパク質 / 細胞治療・再生医療 / iPS細胞・幹細胞由来製品 / ウイルスベクター / ワクチン / mRNA医薬・LNP / 低分子医薬品
代表メーカー
BD Biosciences・Beckman Coulter Life Sciences・Thermo Fisher Scientific / Invitrogen・Cytek Biosciences ほか計6社
関連キーワード
フローサイトメトリー / セルソーター / 細胞状態 / セルカウンター / ライブセル / 細胞株開発

用途・特徴

フローサイトメトリーは、細胞集団の中にどのような細胞がどれくらいいるかを解析するために使われます。

蛍光標識抗体や蛍光タンパク質を使うことで複数のマーカーを同時に測定でき、細胞を1個ずつ流すため、平均値だけでなく細胞集団のばらつきやサブポピュレーションも確認できます。

Point
  • 1細胞単位で細胞集団を解析できる
  • 複数マーカーを同時に測定できる
  • 生細胞・死細胞、細胞周期、表面マーカーなどを評価できる
  • 細胞株開発や抗体スクリーニングにも使われる

使用方法

基本的には、細胞懸濁液を調製し、必要に応じて蛍光標識抗体や染色試薬で染色したうえで装置にセットします。

1細胞を回収する
2単一細胞懸濁液を調製する
3抗体・蛍光染色を行う
4洗浄する
5装置にセットする
6散乱光・蛍光を測定する
7ゲーティングを行う
8目的細胞集団を解析する
9次の培養・評価へ進む
実際の条件は、細胞種、染色パネル、蛍光色素、レーザー構成、検出器、補償、スペクトルアンミキシング、ゲーティング設計によって変わります。

掲載情報の確認日:2026年7月(メーカー公開情報をもとに編集部が確認。最新・正確な仕様は各社公式をご確認ください)