製品ガイド ・ 細胞培養試薬

細胞解離・剥離酵素

細胞解離・剥離酵素は、培養容器に接着した細胞を剥がしたり、組織から細胞を分離するために使う酵素試薬です。

主な用途
再生医療・接着細胞の剥離・組織解離・トリプシン代替・動物由来成分フリー・GMP対応
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細胞解離・剥離酵素(掲載内容の修正)

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掲載メーカー6社Thermo Fisher Scientific / Gibco・Roche / Merck(Sigma-Aldrich)・Worthington Biochemical ほか
掲載製品6製品各社の公式ページへのリンク付き
使う工程5工程継代・拡大培養・シードトレイン・播種準備・組織からの細胞単離
関連モダリティ5種細胞治療・再生医療・iPS細胞・幹細胞由来製品・抗体医薬

要点

メーカーと製品

6社・6製品
Thermo Fisher Scientific / GibcoTrypLE Express / TrypLE Select組換え型のトリプシン代替酵素。動物由来成分フリーで、トリプシンより穏やかな剥離に使われる。公式サイト
Roche / Merck(Sigma-Aldrich)Liberase 研究用解離酵素精製コラゲナーゼとニュートラルプロテアーゼをブレンドした組織解離用酵素。ロット間ばらつきを抑える設計。公式サイト
Worthington BiochemicalCollagenase(各タイプ)/ Tissue Dissociation 製品コラゲナーゼをはじめとする組織解離酵素を幅広く展開。ロット選定・サンプリングプログラムを提供。公式サイト
SERVA ElectrophoresisCollagenase NB シリーズ(GMPグレード含む)細胞単離向けコラゲナーゼ。研究用からGMPグレードまでをそろえ、細胞治療用途で使われる。公式サイト
Miltenyi BiotecTissue Dissociation Kits臓器・組織別に最適化した解離酵素キット。gentleMACSなどの解離システムと組み合わせて使われる。公式サイト
STEMCELL TechnologiesACCUMAX / 組織解離試薬幹細胞・初代細胞向けの穏やかな解離試薬や組織解離試薬を展開。公式サイト

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用途・特徴

汎用のトリプシンに加え、コラゲナーゼやニュートラルプロテアーゼ、組換え型トリプシン代替酵素などがあり、細胞表面タンパク質や細胞外マトリックスを分解して単一細胞懸濁液を得ます。継代・回収・組織処理の入口に位置し、動物由来成分フリーやGMPグレードの選定が論点になります。

細胞解離酵素は、細胞同士や細胞と培養面・細胞外マトリックスをつなぐタンパク質を分解し、接着細胞を剥がしたり組織をばらして単一細胞にするために使います。代表はトリプシンで、組換え型のトリプシン代替酵素や、組織解離に向くコラゲナーゼ、ニュートラルプロテアーゼなどが用途に応じて使い分けられます。

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選定軸は、まず酵素の種類と力価(活性)、消化時間、細胞種への穏やかさです。強すぎる消化は表面抗原や生存率を損ない、弱すぎると剥離不良や凝集の原因になります。さらに、ブタ・ウシ由来トリプシンか組換え型か、コラゲナーゼのロット間活性ばらつきやエンドトキシン、混在プロテアーゼ活性のバランスなどが、再現性と下流工程に影響します。

工程設計では、消化条件(濃度・温度・時間)の最適化に加え、消化後の停止・中和と洗浄の設計が重要です。血清で中和する系から、無血清・動物由来成分フリーへ置き換える際は阻害剤や希釈で停止します。臨床用途では、原材料の由来証明、ウイルス安全性、トレーサビリティ、GMPグレードの供給安定性が選定の決め手になります。

使用方法

基本的には、培地を除いて細胞・組織を洗浄し、解離酵素を加えて適切な温度・時間で消化し、停止・中和してから単一細胞懸濁液を回収します。

1培地を除き、細胞・組織を洗浄する
2解離酵素を添加する
3温度・時間を管理して消化する
4ピペッティング等で解離を促す
5停止・中和し、洗浄・遠心する
6細胞数・生存率を確認し次工程へ進む
実際の条件は、細胞種、組織の種類、酵素の種類と力価、消化温度・時間、停止方法、動物由来成分フリーやGMPグレードの要否によって変わります。

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掲載情報の確認日:2026年7月(メーカー公開情報をもとに編集部が確認。最新・正確な仕様は各社公式をご確認ください)