工程1:受入試験・原料同定
◇ 分岐出発物質の純度が全合成の質を決め、初段の不純物は後工程まで引きずる。
ラセミ合成+光学分割(ジアステレオマー塩晶析)では
分割剤が重要原料に追加
Standard Process Map低分子医薬
この基準工程マップは、低分子原薬の化学合成と分析を、反応→後処理・晶析→精製→品質特性解析の工程順に整理しています。最適な手法は合成ルートや結晶多形などの条件で変わるため、各工程に代替・補完法も併記しています。
製法の条件で切り替える
◇の付いた5工程は、この条件で基準法が変わります。
工程名を押すと、その工程の説明へ移ります。工程を押すと、その場で詳しい説明が開きます。◇は条件で基準法が変わる工程です。
製法の条件で切り替える
◇の付いた5工程は、この条件で基準法が変わります。
出発物質の純度が全合成の質を決め、初段の不純物は後工程まで引きずる。
ラセミ合成+光学分割(ジアステレオマー塩晶析)では
分割剤が重要原料に追加
反応の止め時を誤れば未反応原料残存か副生成物増加。終点判定が収率を左右。
多段合成では中間体を都度単離・規格適合させ不純物を持ち越さないため
ラセミ合成+光学分割(ジアステレオマー塩晶析)では
ラセミ中間体に分割剤を加えてジアステレオマー塩を形成し、溶解度差により目的塩を優先晶析・分別再結晶(必要に応じ複数回)して光学濃縮
塩・触媒・水溶性不純物を相分離で粗く除き、後段の晶析負荷を軽くする一次精製。
晶析前に着色不純物・微量金属・異物を活性炭と清澄濾過で除き高純度結晶を得るため
精製と固体形決定を同時に担い、多形・塩で溶解性・安定性・製造性が決まる最重要工程。
ラセミ合成+光学分割(ジアステレオマー塩晶析)では
多形・固体形の制御晶析に加え、ジアステレオマー塩の溶解度差を利用した分別再結晶を実施
残留溶媒・水分の規格達成と多形転移・分解の回避を、乾燥の温度と時間で作り込む。
粒度が溶解性と製剤性に直結。低溶解性薬は微粉化で表面積を稼ぎ狙った分布に揃える。
微粉化後の複数ロットを混合し含量・粒度均一な最終原薬バッチにするため
保持時間では構造を保証できず、分光・質量で目的分子であることを最終証明する。
効能を担う含量と合成・分解由来の類縁物質を定量し、品質の核心を押さえる。
微量でも発がん性のある不純物を、通常試験より桁違いに低いppbで確実に管理する。
毒性に応じ上限が異なる残留溶媒を定量し、乾燥十分性と安全性を最終確認する。
微量でも毒性となる金属触媒残渣を許容量内に管理し、除去十分性を最終確認する。
ラセミ合成+光学分割(ジアステレオマー塩晶析)では
貴金属触媒残渣の管理対象が外れる
望まない鏡像体は効果と安全性を変えるため、分離定量し不斉合成の成否を保証する。
ラセミ合成+光学分割(ジアステレオマー塩晶析)では
キラルHPLC(キラル固定相CSPによる鏡像体分離・ee定量)
多形差で溶解性・安定性・吸収が変わるため、狙った多形での一貫製造をロットごと確認。
熱挙動で多形安定性と水和・溶媒和を、水分量で安定性と含量計算への影響を把握する。
原薬の含水率を規格管理し水和状態・吸湿性・安定性を担保するため
粒度ばらつきが溶解性・流動性・製剤均一性に効くため重要品質特性として管理する。
製剤前の微生物汚染を確認。無菌製剤原料では発熱物質も投与経路に応じ管理する。
公開情報にもとづく一般的な整理です。実際の構成は条件により異なります。