工程1:メイン反応・連続フロー反応
◇ 分岐細流路で混合と熱伝達を高め、発熱・高速反応の温度暴走を抑えつつラボ条件をそのまま量産へ移す工程。
バイオ触媒フロー(固定化酵素・充填層)では
水系緩衝液中の固定化酵素充填層(PBR)による連続バイオ変換(多くは補酵素・基質供給を伴う)
Standard Process Map低分子医薬
この基準工程マップは、低分子のフロー合成と分析を連続反応・インライン分析・後処理の順で整理しています。最適な手法は反応形式や滞留時間、PAT(工程分析技術)の作り込みで変わるため、各工程に代替・補完法も併記しています。
製法の条件で切り替える
◇の付いた5工程は、この条件で基準法が変わります。
工程名を押すと、その工程の説明へ移ります。工程を押すと、その場で詳しい説明が開きます。◇は条件で基準法が変わる工程です。
製法の条件で切り替える
◇の付いた5工程は、この条件で基準法が変わります。
細流路で混合と熱伝達を高め、発熱・高速反応の温度暴走を抑えつつラボ条件をそのまま量産へ移す工程。
バイオ触媒フロー(固定化酵素・充填層)では
水系緩衝液中の固定化酵素充填層(PBR)による連続バイオ変換(多くは補酵素・基質供給を伴う)
水素化など危険反応の系内滞留量を最小化し、発火性触媒を充填層に固定して安全に高温高圧化する工程。
バイオ触媒フロー(固定化酵素・充填層)では
トリクルベッド接触水素化を廃し、固定化レダクターゼ/トランスアミナーゼによる連続酵素還元・還元的アミノ化で代替
流れたまま赤外・ラマンで転化を監視し、ずれた瞬間に流速や温度を補正して作りながら品質保証する工程。
滞留時間分布で混合・逆混合・デッドボリュームを定量し、スケールアップと転化率予測の前提を得る工程。
残存反応剤を失活させ過反応を防ぎ、後段抽出のpH条件を整えるため必須
膜の選択的濡れと差圧で乳化液も静置せず連続分離し、流れたまま洗浄・反応停止する相分離工程。
触媒由来の残留Pd等をICH Q3D元素不純物規格まで下げるため必須工程
バイオ触媒フロー(固定化酵素・充填層)では
チオール系シリカでの金属スカベンジングに代えて、限外ろ過(UF)/吸着による残存タンパク質・酵素・補酵素の連続除去
薄膜蒸発で短時間低温に溶媒を入れ替え濃縮し、熱に弱いAPIを分解させず晶析適性を整える工程。
温度・滞留時間・反溶媒比を一定に保ち多形と結晶径分布を制御する、純度と物性を決める最重要単離工程。
ろ過洗浄乾燥を連続で一貫処理し、母液不純物の除去と残留溶媒低減で純度と安全性を決める単離工程。
NMRで原子連結性、HRMSで分子式を確定し、異性体取り違えを防いで目的APIを同定する規格試験。
逆相HPLC-UVで効き目を左右する含量と安全性に直結する類縁物質を定量し、規格超過を確認する工程。
キラルAPIで望まない鏡像体を規格内に管理するため放出試験に必須
バイオ触媒フロー(固定化酵素・充填層)では
キラルHPLCは分割目的ではなく、酵素反応のee(多くは>99%)の確認・規格試験として実施
変異原性不純物とニトロソアミンをTTC(1.5µg/日)以下にppb級質量分析で管理する規制最重点工程。
HS-GC-FIDで残留溶媒をクラス別許容限度内か定量し、毒性管理と乾燥工程の妥当性を裏付ける工程。
XRPDで多形・塩・水和物を指紋的に判定し、溶解性や安定性を左右する狙いの結晶形を確認する工程。
レーザー回折で粒子径分布を測り、溶解性・流動性・含量均一性を左右する晶析の粒度再現性を確認する工程。
ICP-MSでPd等の残留触媒・元素不純物をPDE基準の限度以下か高感度多元素同時定量する管理工程。
バイオ触媒フロー(固定化酵素・充填層)では
ICP-MS試験の主対象が、触媒金属(Pd/Rh/Fe等)から、ほぼ金属フリー経路の確認・酵素/緩衝液由来微量元素へ移行
KF滴定で水分を選択的に高精度定量し、安定性・水和物判定・含量計算と乾燥十分性を裏付ける工程。
公開情報にもとづく一般的な整理です。実際の構成は条件により異なります。