掲載メーカー16社Nova Biomedical・Roche CustomBiotech・YSI / Xylem ほか
掲載製品19製品4つの種類に分けて掲載
使う工程8工程細胞株開発・クローン選抜・細胞状態・増殖評価・候補クローンの拡大培養
関連モダリティ10種抗体医薬・二重特異性抗体・Fc融合・組換えタンパク質
要点
- グルコースや乳酸などの培地成分を測定できる
- 細胞の代謝状態や培養環境を把握できる
- フィードタイミングや培養条件の検討に使われる
- オフライン、アットライン、オンライン、インラインなどの方式がある
メーカーと製品
16社・19製品メーカー製品特徴問い合わせ
バイオプロセス分析計6製品
Nova BiomedicalBioProfile FLEX2細胞培養プロファイルを自動測定するバイオプロセス分析装置。栄養成分、代謝物、ガス、pH、浸透圧などの多項目測定に使われる。公式サイト Nova BiomedicalBioProfile FLEX2 Basic細胞培養・発酵プロセス向けの基本測定に対応するBioProfileシリーズ。培養工程の代謝物確認に使われる。公式サイト Roche CustomBiotechCedex Bio Analyzer細胞培養や発酵プロセスの基質、代謝物、生成物を測定する分析装置。低〜中程度のサンプルスループットに向く。公式サイト Roche CustomBiotechCedex Bio HT AnalyzerCedex Bioシリーズのハイスループットモデル。複数サンプルの培地成分確認やプロセスモニタリングに使われる。公式サイト YSI / XylemYSI 2900D / 2950D Biochemistry Analyzerグルコースや乳酸などの生化学成分を測定するアナライザー。バイオプロセスや研究用途で使われる。公式サイト Beckman Coulter Life SciencesVi-CELL MetaFLEXpH、pO2、pCO2、電解質などの測定に使われる分析装置。細胞状態や培養環境の把握に関係する。公式サイト 培地成分・アミノ酸分析5製品
Repligen / 908 DevicesPATsmart REBEL XT At-line Media Analyzer培地中のアミノ酸、ジペプチド、コリンなどをアットラインで迅速に分析する培地分析装置。フィード戦略や栄養成分推移の把握に使われる。公式サイト Repligen / 908 DevicesREBEL Cell Culture Media AnalyzerCE-MS技術を用いた細胞培養培地分析装置。培地中のアミノ酸や栄養成分の変化を確認し、プロセス開発や培地検討に使われる。公式サイト 残りの11製品を見る
WatersBioAccord LC-MS Systemアミノ酸、代謝物、培地成分などの詳細分析に使われるLC-MSシステム。培地分析やバイオプロセス理解に利用される。公式サイト AgilentLC/MSシステム培地成分、アミノ酸、代謝物の詳細分析に使われるLC/MSシステム。開発段階の詳細解析や外部分析との比較に使われる。公式サイト ShimadzuLCMSシリーズアミノ酸や代謝物などの分析に使われるLC-MSシステム。培地・代謝物解析の詳細確認に利用される。公式サイト オンライン・自動分析4製品
SartoriusBioPAT Trace / BioPAT Multi Traceグルコース、乳酸などをオンラインでモニタリングするバイオプロセス分析システム。複数ベッセルの測定や自動制御に関係する。公式サイト FlownamicsSeg-Flow Automated Sampling Systemバイオリアクターから自動サンプリングし、外部分析装置へ接続するシステム。代謝・培地成分確認の自動化に使われる。公式サイト Endress+Hauser / Kaiser RamanRaman Rxn Systemsラマン分光を用いて、グルコース、乳酸、細胞密度などの培養関連パラメータをモデル化・推定するPAT用途に使われる。公式サイト Brukerラマン分光システム培養工程のインライン・オンラインモニタリングやPAT用途に使われる場合がある分光分析システム。公式サイト 浸透圧・ガス分析4製品
Advanced InstrumentsOsmoTECH / Osmo1培地や工程サンプルの浸透圧を測定する装置。培地設計、フィード条件、工程管理に使われる。公式サイト KNAUERK-7400S Semi-Micro Osmometer凝固点降下法を用いた浸透圧計。培地や製剤関連サンプルの浸透圧確認に使われる。公式サイト Siemens HealthineersRAPIDPoint / 血液ガス分析装置系pH、ガス、電解質などの測定に使われる分析装置。細胞培養分析用途では専用品との使い分けが必要。公式サイト RadiometerABLシリーズpH、pO2、pCO2、電解質などの測定に使われる血液ガス分析装置。培養液評価に応用される場合がある。公式サイト 詳しく見る
用途・特徴
細胞数や生存率だけではわからない、細胞の代謝状態や培地環境を見るための評価項目です。
代謝・培地成分確認は、細胞が栄養をどれくらい消費し、どのような代謝物を出しているかを確認するために使われます。
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アミノ酸分析や培地成分プロファイリングを行うことで、どの栄養成分が不足しているか、どの代謝物が蓄積しているかを把握し、培地・フィード設計やプロセス開発に活かすこともできます。
基本的には、培養液からサンプルを採取し、必要に応じて遠心やろ過で細胞を除いたうえで、分析装置にセットします。
実際の条件は、測定項目、サンプル量、測定頻度、オフライン・アットライン・オンラインの違い、GMP対応、データ連携、バイオリアクターとの接続性によって変わります。
セルカウンターと代謝・培地成分確認は、どちらも細胞培養の状態を把握するために使われますが、見ている対象が異なります。
結論セルカウンターは「細胞側を見る評価」、代謝・培地成分確認は「培地側を見る評価」と考えるとわかりやすくなります。
セルカウンター代謝・培地成分確認
主な測定項目
グルコース、乳酸、グルタミン、アンモニア、アミノ酸、pH、浸透圧など
主な目的
細胞がどう代謝し、培地環境がどう変化しているかを確認する
代謝・培地成分確認では、複数の項目を組み合わせて培養状態を判断します。
| 測定項目 | 内容 | 主な意味 |
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| グルコース | 細胞が利用する主要な炭素源 | 消費が進むとフィードや培地交換の判断材料になる |
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| 乳酸 | グルコース代謝に関連する代謝物 | 蓄積すると細胞増殖や産生に影響する場合がある |
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| グルタミン | 細胞増殖に関わる栄養成分 | 消費や分解に注意して培養条件を検討する |
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| グルタミン酸 | アミノ酸代謝に関係する成分 | 細胞代謝や培地設計の確認に使われる |
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| アンモニア | グルタミン代謝などで生じる代謝物 | 蓄積が細胞や産生に影響する場合がある |
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| アミノ酸 | 細胞増殖やタンパク質産生に必要な栄養成分 | 不足や過剰を確認し、培地・フィード設計に活かす |
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| ジペプチド | 安定化された栄養源として含まれる場合がある成分 | グルタミン代替や培地設計の確認に使われる |
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| コリン | 細胞膜や代謝に関係する培地成分 | 培地成分プロファイルの一部として確認される |
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| pH | 培地の酸塩基状態 | 細胞増殖やタンパク質品質に関係する |
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| 浸透圧 | 培地の溶質濃度 | フィードや添加剤の影響確認に使われる |
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| 電解質 | Na、K、Caなど | 培地環境や細胞状態の確認に使われる |
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| 溶存ガス | pO2、pCO2など | 培養制御や細胞代謝の確認に使われる |
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代謝・培地成分確認では、目的に応じて測定方式を使い分けます。
| 方式 | 内容 | 向く場面 |
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| オフライン分析 | サンプルを採取し、別の分析室や装置で測定する | 詳細分析、開発検討、品質確認 |
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| アットライン分析 | 培養装置の近くでサンプルを測定する | 迅速な培地成分確認、プロセス開発 |
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| オンライン分析 | 自動サンプリングや接続システムで測定する | 培養中の定期モニタリング、工程管理 |
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| インラインモニタリング | センサーやプローブで工程中に直接測定する | リアルタイム監視、PAT、プロセス制御 |
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| 外部委託分析 | サンプルを外部機関に送りLC-MSなどで詳細分析する | 詳細な培地成分解析、メソッド構築、確認分析 |
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代謝・培地成分確認は、培養工程を中心に使われます。
代謝・培地成分確認は、細胞培養を使うモダリティーで広く使われます。
CHOHEK293などの産生細胞
培地・フィード条件の検討に使われる。
HEK293Sf9などの製造細胞
感染・トランスフェクション前後の培養管理に使われる。
細胞基材ウイルス増殖用細胞
細胞基材の培養状態確認に使われる。
細胞由来原料評価細胞酵素製造関連
mRNA合成本体では中心的ではない。
掲載情報の確認日:2026年7月(メーカー公開情報をもとに編集部が確認。最新・正確な仕様は各社公式をご確認ください)