掲載メーカー10社Sartorius・Getinge / Applikon・ABLE / ABLE Biott ほか
掲載製品16製品5つの種類に分けて掲載
使う工程9工程細胞株開発・クローン選抜・候補クローンの拡大培養・産生量スクリーニング
関連モダリティ10種抗体医薬・二重特異性抗体・Fc融合・組換えタンパク質
要点
- 培地・フィード条件、pH、DO、温度などの検討に使われる
- シェイクフラスコよりデータ取得や条件比較をしやすい
- 本培養に近い制御条件でスクリーニングできる装置もある
- 高スループット化により、開発初期の候補絞り込みを効率化できる
メーカーと製品
10社・16製品メーカー製品特徴問い合わせ
マイクロバイオリアクター・ハイスループット並列培養4製品
SartoriusAmbr 15 Cell Culture24または48の培養を10〜15 mLスケールで並行実施できる自動化マイクロバイオリアクター。CHOクローン選抜、培地・フィード検討、初期プロセス開発に使われる。公式サイト SartoriusAmbr 250 High Throughput250 mLスケールの並列バイオリアクターシステム。プロセス開発、スケールダウン、培地・フィード条件検討に使われる。公式サイト Getinge / Applikonmicro-Matrix24ディープウェル形式のマイクロバイオリアクター。各ウェルでpH、DO、温度を制御し、小容量での条件検討に使われる。公式サイト Getinge / ApplikonMicro-Flask小容量の並列培養やスクリーニングに使われるマイクロ培養システム。培地・条件検討に関係する。公式サイト 多連小型バイオリアクター5製品
ABLE / ABLE BiottBio Jr.8100 mLスケールの8連マルチベッセル型バイオリアクター。各ジャーで撹拌、温度、pH、DO、フィードを制御でき、条件検討に使われる。公式サイト EppendorfDASbox Mini Bioreactor System最大24基の小型バイオリアクターを並列運転できるシステム。60〜250 mLの小容量で研究・プロセス開発に使われる。公式サイト EppendorfDASGIP Parallel Bioreactor Systems複数のバイオリアクターを並列制御できるシステム。細胞培養、微生物培養、プロセス開発、DoEに使われる。公式サイト HEL GroupBioXplorer 400 / 400 XL4基または8基構成の並列バイオリアクタープラットフォーム。小容量でプロセス最適化や条件検討に使われる。公式サイト 残りの8製品を見る
佐竹マルチミクス8連VMF Reactor構成VMF Reactorを複数並列で運用する構成。上下往復動式の穏やかな撹拌を活かし、動物細胞培養の条件検討や候補評価に使われる。公式サイト 小型ガラス・撹拌槽型の並列運用4製品
Getinge / ApplikonMiniBio小型ガラスバイオリアクター。複数台を並べて小スケールの条件検討やプロセス開発に使われる。公式サイト Getinge / ApplikonApplikon Bioラボスケールの撹拌槽型バイオリアクター。複数系統でのプロセス開発や条件比較に使われる。公式サイト INFORS HTMinifors 2 / Labfors 5ラボスケールのベンチトップバイオリアクター。複数台を並べて細胞培養や微生物培養の条件検討に使われる。公式サイト EppendorfBioFlo / SciVario twin小型バイオリアクターを並列運用し、細胞培養・微生物培養の条件比較やプロセス開発に使われる。公式サイト マイクロプレート・発酵寄りハイスループット培養2製品
Beckman Coulter Life SciencesBioLector XT Microbioreactorマイクロタイタープレート形式のマイクロバイオリアクター。バイオマス、蛍光、pH、DOをリアルタイム評価できる。主に微生物・発酵寄りの候補。公式サイト 2magbioREACTOR 488〜15 mLスケールの48並列ミニリアクター。pH/DOの非侵襲測定やロボット連携に対応するハイスループット培養システム。主に微生物・発酵寄りの候補。公式サイト 外部並列培養サービス1製品
Culture BiosciencesCloud Bioreactor Platform複数の小型バイオリアクターをクラウド型サービスとして利用し、条件検討やプロセス開発を外部で並列実施できるサービス。自社設備がない場合や開発スピードを上げたい場合に使われる。公式サイト 詳しく見る
用途・特徴
培地、フィード、接種密度、pH、DO、温度などを変えながら、増殖性、産生量、代謝状態を比較できます。抗体医薬のCHO細胞株開発では、候補クローンの絞り込みや培地・フィード条件検討、スケールダウンモデルの構築などに使われます。
並列培養装置は、複数条件を同じタイミングで比較できる点が特徴です。
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抗体医薬の細胞株開発では、候補クローン、培地、フィード条件を多数比較し、高産生で増殖性の良い条件を見つけるために使われます。小容量のマイクロバイオリアクターや、複数ベッセルを持つ多連小型バイオリアクター、マイクロプレート型などがあります。
基本的には、複数の培養容器やマイクロバイオリアクターに、候補クローンや条件を割り付けて同時に培養します。
培地・フィード検討やDoEにも向いています。実際の条件は、ベッセル数、培養容量、制御できる項目、シングルユース容器の有無、自動サンプリング、液体ハンドリング、データ解析、GMP対応の有無によって変わります。
シェイクフラスコ・小型バイオリアクターとの違いは?
並列培養装置は、シェイクフラスコと小型バイオリアクターの中間または発展形として使われることがあります。
シェイクフラスコ小型バイオリアクター並列培養装置
主な制御項目
装置によりpH、DO、温度、フィードなどを並列制御
並列培養装置は「多数の候補や条件を、できるだけ同じ環境で比較するための装置」と考えるとわかりやすくなります。
並列培養装置には、マイクロバイオリアクター型、多連小型バイオリアクター型、マイクロプレート型、外部サービス型などがあります。
| タイプ | 内容 | 向く場面 |
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| マイクロバイオリアクター・高スループット並列培養 | 小容量の培養容器を多数並べて、候補クローンや培養条件を高スループットに比較する | CHOクローン選抜、培地・フィード検討、初期プロセス開発 |
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| 多連小型バイオリアクター | 複数の小型ジャーやベッセルを並列制御し、pH、DO、撹拌、フィードを個別に制御する | 本培養に近い条件での多条件比較、DoE、培養条件最適化 |
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| マイクロプレート・小容量スクリーニング | マイクロプレートやディープウェル形式で、多数条件を小容量で評価する | 微生物培養、発酵条件検討、初期スクリーニング |
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| 小型ガラス・撹拌槽型の並列運用 | 複数の小型撹拌槽型バイオリアクターを並べて運用する | プロセス開発、スケールダウンモデル、詳細条件検討 |
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| 外部並列培養サービス | 外部のバイオリアクター設備をクラウド型・受託型で使い条件検討を行う | 自社に設備がない場合のプロセス開発、条件探索 |
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並列培養装置は、候補クローンの比較や培養条件検討で使われます。
並列培養装置は、多条件比較が必要な細胞培養系で使われます。
CHOHEK293などの産生細胞
タンパク質産生条件の最適化に使われる。
HEK293Sf9昆虫細胞など
導入条件、培養条件、感染条件の比較に使われる。
細胞基材ウイルス増殖条件
細胞培養条件やウイルス増殖条件の検討に使われる。
細胞由来原料評価細胞酵素製造関連
mRNA合成本体では中心的ではない。
掲載情報の確認日:2026年7月(メーカー公開情報をもとに編集部が確認。最新・正確な仕様は各社公式をご確認ください)