細胞株開発・クローン選抜
候補クローンをプレートから拡大し、増殖性や産生量を確認します。
- プレートから拡大
- 増殖性確認
- 産生量確認
シェイクフラスコは、細胞懸濁液をフラスコに入れ、シェーカーで振とうしながら培養するための培養容器です。CHO細胞などの浮遊培養で、細胞の増殖性、抗体産生量、培養状態を確認します。導入しやすく、複数クローンを並行して培養しやすい基本的な培養ツールです。
シェイクフラスコは、候補クローンを小スケールで拡大し、増殖性や産生性を確認するために使われます。
細胞株開発では、単一細胞由来クローンをプレートから増やし、一定量の培養上清を得ることで、ELISA、BLI、Protein A HPLC、SEC-HPLCなどの追加評価へ進めます。
基本的には、細胞懸濁液を目的の接種密度に調整し、培地とともにシェイクフラスコへ移して、CO2シェーカーで振とう培養します。
シェイクフラスコと小型バイオリアクターは、どちらも候補クローンの拡大培養に使われますが、制御できる項目が異なります。
培養条件を制御しながら小スケールで評価する
候補クローンを簡便に拡大培養する
pH、DO、温度、撹拌、ガス、フィードなどを制御できる
温度、CO2、振とう条件が中心
台数やベッセル数に依存する
複数フラスコで並行実施しやすい
オンラインデータや制御履歴を取得しやすい
オフライン測定が中心
本培養に近い制御条件で評価しやすい
導入しやすく、候補クローンの初期拡大に使いやすい
装置設定、センサー、消耗品、洗浄・滅菌が必要
pHやDOを直接制御しにくい
シェイクフラスコは、候補クローンの拡大培養や初期プロセス検討で使われます。
候補クローンをプレートから拡大し、増殖性や産生量を確認します。
ウェルプレート、小容量培養から次のスケールへ拡大します。
培養上清を取得し、ELISA、BLI、Protein A HPLCなどで測定します。
細胞数、生存率、代謝状態を確認します。
本培養へつなぐ前の小スケール拡大に使われる場合があります。
培地条件やフィード条件の初期比較に使われます。
シェイクフラスコは、浮遊細胞培養や候補細胞の拡大が必要なモダリティーで使われます。