候補クローンの拡大培養

小型バイオリアクター

小型バイオリアクターは、少量スケールで細胞培養や微生物培養を行いながら、pH、溶存酸素、温度、撹拌、ガス供給などを制御できる培養装置です。シェイクフラスコより制御性が高く、商用スケールの培養槽に近い条件を小スケールで再現しやすい点が特徴です。

pH/DO制御プロセス開発スケールダウン条件評価
分類
候補クローンの拡大培養
主な用途
pH/DO制御 / プロセス開発 / スケールダウン / 条件評価
関連モダリティ
抗体医薬 / 二重特異性抗体 / Fc融合・組換えタンパク質 / ウイルスベクター / ワクチン / 細胞治療・再生医療 / iPS細胞・幹細胞由来製品 / エクソソーム・細胞外小胞 / mRNA医薬・LNP / 低分子医薬品
代表メーカー
Eppendorf・Sartorius・Getinge / Applikon・INFORS HT ほか計8社
関連キーワード
小型バイオリアクター / シェイクフラスコ / 並列培養 / 拡大培養 / シードトレイン / 本培養

用途・特徴

小型バイオリアクターは、候補クローンや培養条件を、制御された環境で評価するために使われます。

pH、DO、温度、撹拌、ガス流量、フィードなどを制御できるため、シェイクフラスコでは見えにくい培養特性を確認できます。ガラス製の撹拌槽型、シングルユース容器型、ロッキングモーション型、国内メーカーのカスタム対応装置などがあります。

Point
  • pH、DO、温度、撹拌などを制御しながら培養できる
  • 培地・フィード条件や培養プロファイルの検討に使われる
  • ガラス製、シングルユース、ロッキングモーション型などの形式がある
  • 国内メーカー品やカスタム対応装置も候補になる

使用方法

基本的には、培養容器、センサー、撹拌翼、ガス供給、制御条件を準備し、細胞を接種して培養します。

1ベッセル・容器を準備する
2センサー・条件を設定する
3培地を入れて平衡化する
4細胞数・生存率を確認する
5接種密度を調整し接種する
6pH/DO/撹拌を制御し培養
7定期的にサンプリングする
8代謝物・産生量を確認する
9候補クローン・条件を選ぶ
実際の条件は、培養容量、ベッセル形式、撹拌方式、通気方式、pH制御、DO制御、フィード方法、サンプリング頻度、シングルユース対応、スケールアップ戦略によって変わります。

掲載情報の確認日:2026年7月(メーカー公開情報をもとに編集部が確認。最新・正確な仕様は各社公式をご確認ください)