製品ガイド ・ 核酸合成

オリゴ固相合成用試薬(活性化・酸化/硫化・キャッピング)

オリゴ固相合成用試薬は、ホスホロアミダイト法の合成サイクルを駆動する補助試薬群です。

主な用途
ホスホロアミダイト法・固相合成サイクル・活性化・酸化・硫化・キャッピング・脱トリチル・核酸合成
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オリゴ固相合成用試薬(活性化・酸化/硫化・キャッピング)(掲載内容の修正)

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掲載メーカー6社Glen Research・Honeywell・Merck / MilliporeSigma ほか
掲載製品6製品各社の公式ページへのリンク付き
使う工程5工程カップリング(活性化)・酸化(リン酸骨格)・硫化(チオ化)
関連モダリティ5種アンチセンス核酸(ASO)・siRNA・アプタマー・CpGオリゴ

要点

メーカーと製品

6社・6製品
Glen ResearchActivator / Oxidizer / Cap Mix / Deblock / Sulfurizing Reagent II固相合成用試薬の定番サプライヤー。アクチベーター、ヨウ素酸化剤、キャップA/B、デブロック、硫化剤(DDTT)まで一式を供給する。公式サイト
HoneywellBTT Activator / DCI Activator / Cap・Oxidizer・DeblockDNA/RNA合成用試薬の大量供給。BTTやDCIアクチベーター、酸化・キャッピング・脱トリチル試薬を扱う。公式サイト
Merck / MilliporeSigmaOligonucleotide Synthesis Reagents(Activator/Oxidizer/Cap/Deblock)合成サイクル試薬群を研究用からスケールアップ向けまで供給。硫化剤・酸化剤・キャッピング各種を取り扱う。公式サイト
ChemGenesActivators / Sulfurizing Reagents / Cap・Oxidizer・Deblockアミダイトと併せて合成サイクル試薬を供給。ETT/BTTアクチベーターやDDTT等の硫化剤を扱う。公式サイト
Thermo Fisher ScientificOligonucleotide Synthesis Reagentsアクチベーター、酸化剤、キャッピング、デブロック試薬を含む合成用試薬を供給する。公式サイト
Hongene BiotechSynthesis Reagents(Activator/Oxidizer/Sulfurization/Cap/Deblock)核酸医薬向け原材料サプライヤー。アミダイトと併せて合成サイクル試薬を大量供給する。公式サイト

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用途・特徴

アミダイトを活性化するアクチベーター(テトラゾール系)、亜リン酸を酸化するヨウ素系酸化剤またはチオリン酸化する硫化剤、未反応末端を封鎖するキャッピング試薬、5′保護を外す脱トリチル化(酸)から成り、合成収率と純度を左右します。

固相合成サイクルは、脱トリチル化(DMTr除去)→カップリング(アミダイト+アクチベーター)→キャッピング→酸化または硫化の4工程を1塩基ごとに繰り返します。アクチベーターはホスホロアミダイトのジイソプロピルアミノ基をプロトン化・置換し、求核付加を促進する律速段階の鍵試薬です。1H-テトラゾールが古典的標準ですが、より酸性・可溶性の高いETT(5-エチルチオ-1H-テトラゾール)やBTT(5-ベンジルチオ-1H-テトラゾール)、DCI(4,5-ジシアノイミダゾール)がカップリング効率と速度の観点で使い分けられます。

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酸化工程では、生成した亜リン酸トリエステルをヨウ素(水・ピリジン・THF系)で安定なリン酸ジエステルへ酸化します。一方、アンチセンスやsiRNAで多用されるホスホロチオエート(PS)骨格を作る場合は、酸化剤の代わりに硫化剤(DDTT、PADS、Beaucage試薬など)を用い、リン上に硫黄を導入します。硫化剤は反応性・副生成物・溶解性・保存安定性が異なり、PS含有率や(R/S)立体の偏りにも影響するため選定が重要です。

キャッピングは未反応の5′-OHをアセチル化して封鎖し、欠失配列(n-1等)の伸長を止めて精製負荷を下げます。Cap A(無水酢酸/2,6-ルチジンまたはTHF)とCap B(N-メチルイミダゾール)の二液で構成されます。脱トリチル化は酸(DCAまたはTCAをDCM・トルエンで希釈)でDMTrを外し、次サイクルの5′-OHを露出させます。各試薬は無水管理・等級(合成スケール、GMP)・供給安定性を含めて設計します。

使用方法

ホスホロアミダイト法では、脱トリチル化・カップリング・キャッピング・酸化(または硫化)を1塩基ごとに繰り返します。各試薬は無水条件で合成機の試薬ラインへ接続して使用します。

1酸(DCA/TCA)で脱トリチル化しDMTrを外す
2アミダイトとアクチベーターを送液しカップリングする
3キャッピング試薬(Cap A/B)で未反応5′-OHを封鎖する
4酸化剤または硫化剤でリン骨格を確定する
5サイクルを目的長まで繰り返す
6DMTr色のモニターでカップリング効率を確認する
実際の試薬選択・濃度・接触時間・サイクル設計は、合成スケール、配列・修飾(PS化、2′修飾)、合成機の機種、要求純度、GMP/研究用途の別によって変わります。

関連製品

掲載情報の確認日:2026年7月(メーカー公開情報をもとに編集部が確認。最新・正確な仕様は各社公式をご確認ください)