工程1:テンプレート直鎖化
切れ残りはリードスルーでdsRNAと過長鎖を生むため、直鎖化率と超らせん残存率を出荷前に確認する。
Standard Process Map核酸医薬
この基準工程マップは、mRNA-LNPの製造と分析を、IVTによる合成→キャッピング→精製→LNP封入→品質特性解析の順に整理しています。mRNAの品質と脂質ナノ粒子の両方が効き目を左右し、最適な手法は条件で変わるため、各工程に代替・補完法も併記しています。
製法の条件で切り替える
◇の付いた3工程は、この条件で基準法が変わります。
工程名を押すと、その工程の説明へ移ります。工程を押すと、その場で詳しい説明が開きます。◇は条件で基準法が変わる工程です。
製法の条件で切り替える
◇の付いた3工程は、この条件で基準法が変わります。
切れ残りはリードスルーでdsRNAと過長鎖を生むため、直鎖化率と超らせん残存率を出荷前に確認する。
Mg2+やNTP比で収量・完全性・dsRNA量が変わるため、AEX-HPLCで反応進行を見て止めどきを判断する。
転写後・酵素的キャッピング(Vacciniaキャップ酵素+2'-O-MTase)では
キャップ類縁体非添加の標準NTP組成でT7 IVT(共転写キャップ無し)
未キャップmRNAは翻訳されず炎症源になるため、Cap1の正しい付加率をLC-MSで定量する工程。
転写後・酵素的キャッピング(Vacciniaキャップ酵素+2'-O-MTase)では
転写後・酵素的キャッピング反応(37℃・約1時間)
鋳型DNAを分解して反応を止め、安全性不純物となる残存DNAをqPCRで規格内に抑える工程。
転写後・酵素的キャッピング(Vacciniaキャップ酵素+2'-O-MTase)では
DNase I消化+qPCR残存DNA定量は共通だが、ツーポット法ではDNase後に中間精製→酵素的キャッピング→最終精製の順で工程が挿入される(ワンポット改良法では希釈後に同槽…
高濃度の塩・NTP・酵素を含むIVT反応液は親和捕捉に直接負荷できないため
ポリAテールを釣り針にdT樹脂で全長mRNAだけを捕捉し、不完全鎖や酵素を洗い流す精製の中核。
dsRNAは強い自然免疫を誘発し効力を下げるが落ちにくいため、専用除去とJ2抗体での定量が要る。
塩・低分子・エタノールを抜き目的濃度と組成へ整える、LNP化と保存安定性を左右する仕上げ工程。
微小流体混合の前に水相・脂質エタノール相をN/P比通りに精密調製する必要があるため
水相mRNAと脂質相を急速混合し粒子を自己組織化させる、粒径・均一性・封入率を決める核心工程。
残留エタノールと低pHを除去し生理的pHの最終緩衝液へ交換しないと製剤化できないため
0.2µm除菌ろ過と無菌充填を行い、壊れやすいLNPを凍結/凍乾の条件最適化で安定化する工程。
断片化したmRNAは翻訳されず効力が落ちるため、CGEで全長率(%全長)を測り品質指標とする。
取り違えや変異を防ぎ狙った配列であることを確認する、安全性・有効性に直結する同一性試験。
ポリAテール長は安定性と翻訳効率を左右するため、その分布が狙い通りかをHPLC/MSで確認する。
粒径・PDI・ゼータ電位は体内分布・取り込み・安定性を左右するため、出荷ごとにDLS/ELSで測る。
裸のmRNAは不安定で免疫を刺激するため、含量と粒子内封入率(EE%)をRiboGreenで規格確認する。
脂質比と分解物は送達効率・安全性に直結するため、HPLC-CAD/LC-MSで定量と不純物を追う工程。
細胞に入れ標的タンパク質を作れるかを測る、製品の真の効き目とロット間一定性を保証する力価試験。
pH・浸透圧・外観・無菌・エンドトキシンは注射剤として患者投与に必須の出荷規格項目。
公開情報にもとづく一般的な整理です。実際の構成は条件により異なります。