関連解析装置・技術

リアルタイムPCR装置

リアルタイムPCR装置は、PCR反応中に増幅されるDNAを蛍光シグナルとしてリアルタイムに検出し、目的遺伝子や核酸量を定量する装置です。Ct値(Cq値)から核酸量を推定でき、マイコプラズマ試験や残存DNA定量などで専用キットと組み合わせて使われます。

qPCR核酸定量マイコプラズマ/残存DNAセルバンク品質試験
分類
関連解析装置・技術
主な用途
qPCR / 核酸定量 / マイコプラズマ/残存DNA / セルバンク品質試験
関連モダリティ
抗体医薬 / ADC / 二重特異性抗体 / Fc融合・組換えタンパク質 / AAV / レンチウイルス / プラスミドDNA / 細胞治療 / iPS細胞・幹細胞由来製品 / ワクチン / mRNA医薬・LNP
代表メーカー
Thermo Fisher Scientific / Applied Biosystems・Bio-Rad・Roche Diagnostics・QIAGEN ほか計17社
関連キーワード
マイコプラズマ / 残存DNA / ウイルス安全性 / 細胞同一性 / セルバンク / デジタルPCR

用途・特徴

リアルタイムPCR装置は、DNAやRNA由来の核酸を高感度に検出・定量するために使われます。バイオプロセスでは、品質試験、汚染確認、工程管理、原材料確認、セルバンク評価、ウイルス安全性評価など複数の場面で利用されます。

特にマイコプラズマ試験や残存DNA定量では、リアルタイムPCR装置と専用キットを組み合わせ、短時間で結果が得られることが大きな特徴です。

Point
  • PCR増幅をリアルタイムに検出できる
  • DNAやRNA由来の核酸を高感度に定量できる
  • マイコプラズマ試験、残存DNA試験、ウイルス核酸検出に使われる
  • セルバンクやGMP品質試験で重要
  • TaqManプローブ法、SYBR Green法などに対応する
  • 96ウェル、384ウェル、ローター型などの装置がある

使用方法

基本的には、サンプルから核酸を抽出し、PCR反応液を調製して、リアルタイムPCR装置で測定します。

1サンプルを採取する
2DNA/RNAを抽出する
3必要に応じて逆転写を行う
4プライマー・プローブ・マスターミックスを調製する
5プレート/チューブに分注する
6温度サイクルと蛍光検出を行う
7Ct値・標準曲線・陽性/陰性判定を確認する
実際の条件は、試験対象、サンプル前処理、抽出方法、検出キット、反応系、装置フォーマット、GMP対応、解析ソフト、バリデーション要件によって変わります。

掲載情報の確認日:2026年7月(メーカー公開情報をもとに編集部が確認。最新・正確な仕様は各社公式をご確認ください)