製品ガイド ・ 関連解析装置・技術

デジタルPCR装置

デジタルPCR装置は、核酸サンプルを多数の微小区画に分割し、各区画でPCRを行うことで核酸を高精度に絶対定量する装置です。

主な用途
絶対定量・AAV力価・ベクターコピー数・低頻度変異
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デジタルPCR装置(掲載内容の修正)

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掲載メーカー12社Bio-Rad・Thermo Fisher Scientific / Applied Biosystems・QIAGEN ほか
掲載製品22製品6つの種類に分けて掲載
使う工程6工程細胞株開発・クローン選抜・セルバンク・本培養・ハーベスト
関連モダリティ11種AAV・レンチウイルス・細胞治療

要点

メーカーと製品

12社・22製品
デジタルPCR装置4製品
Bio-RadQX600 / QX600 AutoDG / QX ONE Droplet Digital PCRDroplet Digital PCRシステム。6色マルチプレックス解析、コピー数解析、低頻度変異、絶対定量に使われる。公式サイト
Thermo Fisher Scientific / Applied BiosystemsQuantStudio Absolute Q Digital PCR Systemマイクロ流体アレイプレート技術を用い、1台にワークフローを統合したデジタルPCR。絶対定量・希少変異検出に使われる。公式サイト
QIAGENQIAcuity Digital PCR Systemナノプレート型のデジタルPCR。パーティショニング・サーマルサイクル・イメージングを統合し、CNV、変異検出、遺伝子編集解析に使われる。公式サイト
Stilla Technologiesnaica systemCrystal Digital PCR技術を用いたデジタルPCR。マルチプレックス解析、希少変異検出、細胞治療関連解析で使われる。公式サイト
デジタルPCR試薬・マスターミックス4製品
Bio-RadddPCR Supermix for Probes / EvaGreen / Multiplexプローブ法・EvaGreen法・マルチプレックスddPCRに使われるマスターミックス。コピー数解析、変異検出、絶対定量に使われる。公式サイト
Thermo Fisher Scientific / Applied BiosystemsAbsolute Q DNA / RNA Digital PCR Master MixQuantStudio Absolute Qで使われるデジタルPCR用マスターミックス。DNA/RNAターゲットの絶対定量に使われる。公式サイト
QIAGENQIAcuity Probe / EG PCR KitQIAcuity用のプローブ/EvaGreenベースdPCRキット。変異検出、コピー数、遺伝子発現解析に使われる。公式サイト
Stilla Technologiesnaica PCR Mixes / Crystal Digital PCR Reagentsnaica system向けのdPCR試薬。マルチプレックス解析や核酸定量に使われる。公式サイト
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AAV・ウイルスベクター定量キット4製品
Bio-RadAAV Titration by ddPCR ApplicationsddPCRを用いたAAVベクターゲノム力価測定に関係するアプリケーション。AAV品質評価で使われる。公式サイト
QIAGENQIAcuity AAV Titer ApplicationsQIAcuityを用いたAAVゲノム定量、コピー数解析、ウイルスベクター関連解析に使われる。公式サイト
Takara BioAAVpro Titration Kit関連製品AAVベクターの力価測定や関連解析に使われる試薬群。公式サイト
ProgenAAV Titration / Reference MaterialsAAVカプシド力価測定や参照用途の製品。dPCRによるゲノム力価測定と組み合わせて評価される。公式サイト
核酸抽出・前処理装置3製品
Thermo Fisher ScientificKingFisher Flex磁気ビーズベースの核酸抽出装置。残存DNA、AAV、ウイルス核酸などの前処理に使われる。公式サイト
QIAGENQIAcube Connect / QIAsymphony核酸抽出を自動化する装置。PCR、dPCR、NGS前処理に使われる。公式サイト
PromegaMaxwell Systems磁気ビーズベースの自動核酸抽出装置。細胞・培養サンプルからDNA/RNAを抽出する。公式サイト
データ解析・LIMS連携3製品
Bio-RadQX Manager SoftwareBio-Rad ddPCRシステムのデータ取得・解析ソフトウェア。コピー数、変異検出、マルチプレックス解析に使われる。公式サイト
QIAGENQIAcuity Software SuiteQIAcuityデジタルPCRの解析ソフトウェア。コピー数、変異検出、CNV、遺伝子発現解析に使われる。公式サイト
Thermo Fisher ScientificAbsolute Q Software / SampleManager LIMSAbsolute Qの解析ソフトと、dPCR結果・品質試験・サンプル情報を管理するLIMS。公式サイト
受託試験・解析サービス4製品
Eurofins BioPharma Product TestingdPCR / qPCR / Residual DNA Testingバイオ医薬品品質試験、残存DNA、分子生物学的試験に対応する受託試験サービス。公式サイト
Charles RiverMolecular Biology / Viral Safety Testingバイオ医薬品・細胞治療向けの分子生物学的試験、ウイルス安全性試験に対応する。公式サイト
GenScript ProBioAAV / Cell & Gene Therapy Analytical ServicesAAVや細胞・遺伝子治療関連の分析、力価、品質試験に関係する受託サービス。公式サイト
VectorBuilderAAV / Lentivirus Titer Testing ServicesAAV、レンチウイルスベクターの力価測定や品質評価に関係するサービス。公式サイト

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用途・特徴

区画ごとの陽性・陰性をポアソン統計で数えるため、標準曲線なしで定量しやすく、低コピー数や微小な差の検出、AAVゲノム力価などに強いことが特徴です。

デジタルPCR装置は、核酸を高感度かつ高精度に定量するために使われます。リアルタイムPCRよりも、微量核酸、低コピー数、希少変異、コピー数変化、ベクターコピー数、AAVゲノム力価などの測定に向いています。

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AAV製造ではベクターゲノムの定量、細胞治療では遺伝子導入細胞のベクターコピー数や残存ウイルス関連試験、抗体医薬では残存DNAや細胞株コピー数確認などで使われる場合があります。

使用方法

基本的には、サンプルから核酸を抽出し、反応液を調製して、サンプルを微小区画に分割してPCR反応を行います。

1サンプルを採取し、核酸を抽出する
2必要に応じて逆転写を行う
3プライマー・プローブ・マスターミックスを調製する
4ドロップレット/チップ/ナノプレートに分割する
5PCR反応を行う
6各区画の蛍光シグナルを読み取る
7コピー数・濃度・変異率を算出する
実際の条件は、測定対象、サンプル前処理、区画化方式、プライマー・プローブ設計、装置方式、蛍光チャンネル数、解析ソフト、GMP対応、バリデーション要件によって変わります。

関連製品

掲載情報の確認日:2026年7月(メーカー公開情報をもとに編集部が確認。最新・正確な仕様は各社公式をご確認ください)