細胞株開発・クローン選抜
候補クローンの培養上清を測定し、抗体産生量を比較します。
- 培養上清測定
- 産生量比較
- 候補選抜
ELISAは、抗原抗体反応を利用して、抗体、抗原、サイトカイン、タンパク質などを定量するための免疫測定法です。専用キット、抗体、標準品、マイクロプレート、プレートリーダーなどを組み合わせて行い、比較的導入しやすく多検体を処理しやすいため、研究開発から品質確認まで幅広く使われます。
ELISAは、培養上清や試料中に含まれる目的タンパク質を、抗体を使って検出・定量するために使われます。
基本的には、マイクロプレート上に捕捉抗体や抗原を固定し、サンプル中の目的物質を結合させます。その後、検出抗体、酵素標識、基質反応を使ってシグナルを発生させ、プレートリーダーで測定します。
ELISA、BLI、Protein A HPLCはいずれも抗体量や結合を評価するために使われますが、得意な用途が異なります。
抗体やタンパク質をプレート上で定量する
抗原抗体結合や抗体濃度をラベルフリーで測定する
Protein Aカラムで抗体を捕捉し、HPLCで定量する
抗体、抗原、サイトカイン、HCPなど
抗体、抗原、タンパク質間相互作用
IgG、Fcを持つ抗体
希釈、反応、洗浄が必要
センサーに結合させて測定
HPLCへ注入して測定
高い
中〜高
中
多検体を比較的安価に処理しやすい
結合速度や親和性も見られる
抗体濃度をクロマトグラムで確認できる
洗浄や反応条件のばらつきに注意
センサー選択や再生条件に注意
Protein Aに結合しにくい分子には不向き
ELISAは、抗体やタンパク質を定量する複数の工程で使われます。
候補クローンの培養上清を測定し、抗体産生量を比較します。
多数の候補から高産生クローンを絞り込みます。
培養中の抗体量や目的タンパク質量の確認に使われます。
HCP、残存Protein A、目的タンパク質などの測定に使われます。
不純物、力価、濃度関連の確認に使われます。
抗原結合性や分泌抗体の確認に使われます。
ELISAは、抗体やタンパク質を扱うモダリティーで広く使われます。