工程1:担体ローディング
◇ 分岐担体への初発ヌクレオシド結合の均一さと適量が、以降の収率と純度を決める起点の工程。
PMO(モルホリノ/ホスホロジアミデート)では
PMOは5'→3'方向で伸長し、3'末端モルホリノサブユニットを結合した専用CPG担体を用いる
Standard Process Map核酸医薬
この基準工程マップは、アンチセンス核酸(ASO)の製造と分析を、固相合成 → 脱保護・切断 → 精製 → 品質特性解析の順に整理しています。最適な手法は骨格や糖の化学・鎖長・製造スケールで変わるため、各工程に代替・補完法も併記しています。
製法の条件で切り替える
◇の付いた7工程は、この条件で基準法が変わります。
工程名を押すと、その工程の説明へ移ります。工程を押すと、その場で詳しい説明が開きます。◇は条件で基準法が変わる工程です。
製法の条件で切り替える
◇の付いた7工程は、この条件で基準法が変わります。
担体への初発ヌクレオシド結合の均一さと適量が、以降の収率と純度を決める起点の工程。
PMO(モルホリノ/ホスホロジアミデート)では
PMOは5'→3'方向で伸長し、3'末端モルホリノサブユニットを結合した専用CPG担体を用いる
塩基を1つずつ伸ばす中核で、カップリング効率99%台後半でないと欠損配列が積み上がり純度が落ちる。
PMO(モルホリノ/ホスホロジアミデート)では
クロロホスホロアミダイト系活性化モルホリノモノマーによる固相縮合(酸によるトリチル脱保護→中和→縮合→未反応モルホリンのキャッピング)
担体切り出しと全保護基の除去で本来構造に戻す工程。外し残しや脱アミノ化が不純物となる。
PMO(モルホリノ/ホスホロジアミデート)では
濃アンモニア水(またはアンモニア/エタノール)55℃・約16時間での担体切断と塩基・N,N-ジメチルホスホロアミデート保護基の脱保護
全長鎖だけを取り出し、n-1欠損やn+1付加・未脱トリチル体を落とす純度規格達成の鍵。
PMO(モルホリノ/ホスホロジアミデート)では
陽イオン交換(プロトン化したモルホリン環アミンを利用、低pH)クロマトグラフィー、および/または逆相精製
IEX溶出は高塩・希薄なので凍結乾燥前に塩と低分子不純物を除く必須工程
RP系DMT-on精製で残るDMT基を酸で外し本来の5'-OH原薬にするため
精製塩を除き溶媒交換と濃縮を行い、最終のナトリウム対イオン量と塩濃度を作り込む工程。
PMO(モルホリノ/ホスホロジアミデート)では
TFFによるUF/DFは脱塩・濃縮のみ(ナトリウム等への対イオン交換は不要)
充填直前に0.22µm膜で薬液を無菌化しバイオバーデンを排除する必須工程
原薬を凍結乾燥固体に、製剤を無菌ろ過・充填し、安定に保存・出荷できる形へ仕上げる工程。
欠損・付加・酸化体など近縁不純物を定量し純度規格適合を判定する最重要試験。
PMO(モルホリノ/ホスホロジアミデート)では
HILIC-MSまたは逆相LC-MS(UV/MS併用)による純度・近縁不純物プロファイル
正確質量とMS/MS配列確認で、作ったものが狙った配列・分子量かを証明する同定試験。
260nm吸光で有効成分量を高精度に算出し、1バイアルの含量と投与量の正確性を決める試験。
陰電荷オリゴに結合する陽イオン量を測り、塩形態・物性と含量補正・投与量計算に効く試験。
PMO(モルホリノ/ホスホロジアミデート)では
金属対イオン定量(ICP-MS/ICP-OES)は適用外
アセトニトリル等の残留有機溶媒を定量し、ICH Q3Cの安全性閾値内であることを確認する試験。
注射投与のためエンドトキシンと微生物汚染がないことを保証する患者安全直結の必須試験。
外観・pH・浸透圧・水分を確認し、析出や変色、規格外pH/浸透圧がないかを保証する物性試験。
公開情報にもとづく一般的な整理です。実際の構成は条件により異なります。