融解・回復培養

ウォーターバス

ウォーターバスは、水を一定温度に保ち、チューブ、バイアル、ボトル、試薬、細胞サンプルなどを加温するための恒温槽です。細胞培養では、凍結細胞の融解、培地や試薬の予温、酵素反応、抗体反応、サンプル加温などに使われます。

凍結細胞の融解培地・試薬予温37℃加温恒温槽
分類
融解・回復培養
主な用途
凍結細胞の融解 / 培地・試薬予温 / 37℃加温 / 恒温槽
関連モダリティ
抗体医薬 / ADC / 二重特異性抗体 / Fc融合タンパク質・組換えタンパク質 / AAV / レンチウイルス / プラスミドDNA / 細胞治療 / iPS細胞・幹細胞由来製品 / ワクチン / mRNA医薬・LNP / 低分子医薬品
代表メーカー
Thermo Fisher Scientific・JULABO・Yamato Scientific・Grant Instruments ほか計15社
関連キーワード
融解/解凍装置 / シードトレイン / セルバンク / MCB/WCB作製 / CO2インキュベーター / 細胞カウンター

用途・特徴

ウォーターバスは、一定温度の水でサンプルを加温するために使われます。細胞培養では、凍結細胞の融解、培地の予温、試薬の温調、酵素反応、血清や添加剤の加温などに使用されます。水は熱伝導性が高いため、チューブやバイアルを比較的短時間で温めることができます。

Point
  • 水を一定温度に保ち、サンプルや試薬を加温できる
  • 凍結細胞の融解、培地予温、試薬加温に使われる
  • 37℃加温用途でよく使われる
  • 安価で汎用性が高い
  • 水質管理、清掃、コンタミ防止が重要
  • GMPや細胞治療用途では専用融解/解凍装置と使い分ける

使用方法

基本的には、ウォーターバスに水を入れ、設定温度まで加温してから、サンプル容器を一定時間浸して加温します。

1ウォーターバスに水を入れる
2設定温度を決める
3温度が安定するまで待つ
4サンプル容器を水に浸す
5必要時間だけ加温する
6サンプルを取り出す
7表面の水分を拭き取る
8次工程へ移す
実際の条件は、サンプルの種類、容器、容量、設定温度、加温時間、清浄性、GMP対応、ウォーターバスの水質管理によって変わります。凍結細胞を融解する場合は、解凍後にDMSO曝露時間を短くするため、すぐに培地希釈、洗浄、回復培養へ進めます。

掲載情報の確認日:2026年7月(メーカー公開情報をもとに編集部が確認。最新・正確な仕様は各社公式をご確認ください)