支援サービス・受託
2026.07.09MEDEZE / GPO

タイのMEDEZEとGPO、細胞培養培地の国産製造拠点を共同構築

支援サービス・受託

Photo: National Cancer Institute / Unsplash

タイのバイオテクノロジー企業MEDEZEと、政府系の医薬品製造機関GPO(Government Pharmaceutical Organization)が、細胞培養培地の国産製造拠点を共同で構築する計画を明らかにした。

東南アジアの培地依存という課題

細胞培養培地はバイオ医薬品・ワクチン製造における不可欠な消耗品であり、現在は欧米や日本の大手サプライヤーへの依存度が高い。新型コロナウイルスのパンデミックでは、培地を含む製造資材の供給途絶が世界的な問題となり、各国・各地域が「製造の自給化」を重要な政策課題として認識するようになった。東南アジア諸国も例外ではなく、ワクチン製造能力の底上げとともに、上流工程を支える培地・試薬のローカル調達が戦略的優先事項として浮上している。

製造自給化の意義

今回のMEDEZEとGPOの連携は、タイ国内でバイオ製造のサプライチェーンを垂直統合していく取り組みのひとつといえる。GPOはタイ政府の意向を受けた機関であり、このような公民連携によって国産培地の品質基準の確立や規制整備が並行して進むことが期待される。細胞培養培地はモノクローナル抗体からウイルスベクター、mRNA製造の前段階となる細胞増殖まで幅広い工程で使用される。東南アジア地域での製造能力拡大を目指す動きは、アジア全体のバイオプロセス産業の地理的再配置と軌を一にしており、今後も類似した公民連携が各国で進むとみられる。

※ 本ページは公開情報(Nation Thailand報道)をもとにしたProglenth編集部による整理です。詳細・数値は一次情報もあわせてご確認ください。

業界メディア報道
news.google.com
元記事を見る ↗

本記事は業界メディア等の報道をもとに、Proglenth編集部が独自に見出し・要約・解説を加えて整理したものです。正確性には努めていますが、最終的な仕様・条件は各社の公式情報・一次情報をご確認ください。編集の考え方は編集方針に記載しています。

Newsletter

装置・試薬の新製品ニュースを、メールで

こうした製品ニュースと、製造・分析・品質の解説記事を月数回お届けします。登録は無料で、いつでも解除できます。

登録によりプライバシーポリシーに同意したものとみなします。

メール登録が不要な方は RSSで購読 もできます。

← 製品ニュースの一覧へ