GenScript Biotech傘下のCDMO・ProBioが2025年6月、米ニュージャージー州ホープウェルのPrinceton West Innovation Campusに、プラスミドDNAとウイルスベクターのGMP製造拠点「Center of Excellence」を開所した。施設は約12万8,000平方フィート(約1万2,000平方メートル)で、AAV(アデノ随伴ウイルス)とレンチウイルスの両ベクターを扱う。6月下旬にテープカットと施設見学会が開かれ、発表は6月27日付である。
用途は、臨床段階の開発、プロセス開発、スケールアップの支援です。AAVの産生では、目的遺伝子を載せたプラスミドを含む複数のプラスミドを細胞に導入する方法が広く使われ、レンチウイルスベクターも複数のプラスミドからつくります。原料のプラスミドDNAとベクターの両方を同じ拠点で受けられることが、この施設の特徴です。
AAVは2025年第3四半期、レンチウイルスは2026年第1四半期
CEOのAllen Guo氏は、AAVのGMP製造を2025年第3四半期までに、レンチウイルスベクターのGMPサービスを2026年第1四半期に始める計画だと説明しています。雇用は高度な専門人材を中心に110人以上を見込みます。計画どおりに稼働したかどうかは、この発表だけでは確認できません。
式典には、BioNJのDebbie Hart CEO、ホープウェル・タウンシップのCourtney Peters-Manning市長、ニュージャージー州経済開発庁(NJEDA)のJohn Coelho氏、ProBioのホープウェル拠点責任者Michael Vreeland氏、GenScript創業者のFrank Zhang氏らが登壇しました。州と地元自治体の関係者が顔をそろえた開所です。
New Jersey Business Magazineは、同誌の表彰特集でこの拠点を紹介しています。ただし開所そのものは2025年6月の出来事で、本稿の事実関係は同社の発表に基づきます。
※ 本ページは公開情報(ProBioの発表)をもとにしたProglenth編集部による整理です。詳細・数値は一次情報もあわせてご確認ください。