Product Guide

クローン性確認イメージング

クローン性確認イメージングは、ウェル内の細胞を撮像し、候補クローンが単一細胞由来であることを確認・記録するための装置です。 細胞株開発では、単一細胞分注やセルソーティングの後に、ウェル内に本当に1細胞だけ入っていたか、その細胞が増殖してクローンになったかを確認する場面で使われます。

クローン性確認Day 0画像増殖追跡記録管理

用途・特徴

細胞株開発では、最終的に選ばれるクローンが、1つの細胞から増えたものであることを示す必要があります。そのため、播種直後のウェル画像、Day 0画像、増殖過程の画像、コンフルエンスの変化などを記録します。

単に細胞が増えたかを見るだけでなく、どのウェルのクローンが単一細胞由来だったのか、どのように増殖したのかを追跡できる点が特徴です。

Point
  • 単一細胞由来の証拠を画像で残しやすい
  • Day 0画像やウェル全体画像でクローン性を確認する
  • 高産生クローン選抜の前提となるクローン性確認に使われる

使用方法

基本的には、単一細胞分注やセルソーティング後のウェルプレートを装置にセットし、ウェル内を撮像します。

1単一細胞をウェルへ播種する
2ウェル全体を撮像する
3単一細胞が入っているか確認する
4培養中に増殖を追跡する
5クローン性の記録を残す
6産生量スクリーニングや拡大培養へ進む
撮像方式や解析方法は装置によって異なります。明視野画像、蛍光画像、ウェル全体イメージング、AIによる単一細胞検出、増殖追跡、クローン性レポート作成などが関係します。

単一細胞分注との違いは?

単一細胞分注とクローン性確認イメージングは、細胞株開発の中で近い工程にあります。

主な目的

1細胞をウェルへ分注する

単一細胞由来であることを確認・記録する

タイミング

クローン立ち上げ時

播種直後から増殖観察中

主な対象

細胞懸濁液中の単一細胞

ウェル内の細胞・クローン

強み

クローンを立ち上げやすい

クローン性の証拠を残しやすい

向く場面

単一細胞化・ウェル播種

クローン性確認、増殖追跡、記録管理

注意点

分注後の増殖確認が必要

画像品質や判定基準の確認が必要

単一細胞分注は「1細胞を入れる」工程です。クローン性確認イメージングは「1細胞由来だったことを示す」工程です。

メーカー製品

関連記事

細胞株開発とは?抗体医薬に使う産生細胞株をどう構築・評価するか基礎知識・培養細胞株開発とは?抗体医薬に使う産生細胞株をどう構築・評価するかセルバンクとは?抗体医薬の製造に使う細胞を保存・管理する工程基礎知識・培養セルバンクとは?抗体医薬の製造に使う細胞を保存・管理する工程本培養とは?抗体医薬の産生量と品質を決める培養工程基礎知識・培養本培養とは?抗体医薬の産生量と品質を決める培養工程シードトレインとは?セルバンクから本培養へつなぐ段階的な培養工程基礎知識・培養シードトレインとは?セルバンクから本培養へつなぐ段階的な培養工程