解説記事NEW06/13
細胞株開発とは?抗体医薬に使う産生細胞株をどう構築・評価するか
細胞株開発は、抗体医薬製造の出発点となるクローンを選び切る工程です。選択系、クローン性、力価、品質、robustness、継代安定性を整理します。
クローン性確認イメージングは、ウェル内の細胞を撮像し、候補クローンが単一細胞由来であることを確認・記録するための装置です。細胞株開発では、単一細胞分注やセルソーティングの後に、ウェル内に本当に1細胞だけ入っていたか、その細胞が増殖してクローンになったかを確認する場面で使われます。
細胞株開発では、最終的に選ばれるクローンが、1つの細胞から増えたものであることを示す必要があります。そのため、播種直後のウェル画像、Day 0画像、増殖過程の画像、コンフルエンスの変化などを記録します。
単に細胞が増えたかを見るだけでなく、どのウェルのクローンが単一細胞由来だったのか、どのように増殖したのかを追跡できる点が特徴です。
基本的には、単一細胞分注やセルソーティング後のウェルプレートを装置にセットし、ウェル内を撮像します。
単一細胞分注とクローン性確認イメージングは、細胞株開発の中で近い工程にあります。
単一細胞分注は「1細胞を入れる」工程です。クローン性確認イメージングは「1細胞由来だったことを示す」工程です。
1細胞をウェルへ分注する
単一細胞由来であることを確認・記録する
クローン立ち上げ時
播種直後から増殖観察中
細胞懸濁液中の単一細胞
ウェル内の細胞・クローン
クローンを立ち上げやすい
クローン性の証拠を残しやすい
単一細胞化・ウェル播種
クローン性確認、増殖追跡、記録管理
分注後の増殖確認が必要
画像品質や判定基準の確認が必要
掲載情報の確認日:2026年7月(メーカー公開情報をもとに編集部が確認。最新・正確な仕様は各社公式をご確認ください)