製品ガイド ・ 製造設備

反応・抽出設備(反応釜・分液)

反応・抽出設備は、低分子原薬の化学合成で反応・後処理を行う中核設備です。反応釜(グラスライニング/ステンレス)で加熱・冷却・撹拌・還流を行い、抽出・分液設備で水層と有機層を分離して目的物を精製します。

主な用途
反応釜・グラスライニング・抽出・分液・低分子原薬・材質耐性
メーカーの問い合わせ先を見る
掲載内容の修正

反応・抽出設備(反応釜・分液)(掲載内容の修正)

編集部が内容を確かめて、掲載を直します。メーカーや受託企業には送りません。

製品一覧で比較する
掲載メーカー6社Pfaudler・De Dietrich Process Systems・神鋼環境ソリューション ほか
掲載製品6製品各社の公式ページへのリンク付き
使う工程5工程化学反応工程・抽出・分液(後処理)・溶媒交換・濃縮
関連モダリティ5種低分子医薬品・ADC(リンカー・ペイロード)・核酸医薬(モノマー・試薬合成)

要点

メーカーと製品

6社・6製品
Pfaudlerグラスライニング反応釜 / Glass-Lined Reactors耐腐食性に優れたグラスライニング反応釜の代表メーカー。強酸・ハロゲン系・高温溶媒を扱う低分子原薬合成で使われる。公式サイト
De Dietrich Process SystemsGlass-Lined Reactors / Optimixグラスライニング反応釜・撹拌・分液関連設備を展開。耐腐食反応や後処理で使われる。公式サイト
神鋼環境ソリューショングラスライニング製機器 / GLライニング反応缶国内で広く使われるグラスライニング反応缶・撹拌機・分液設備を展開。原薬・ファインケミカル製造で使われる。公式サイト
ZETAStainless Steel Reactors / Process Vesselsステンレス製反応容器・プロセスベッセル・スキッドを設計・製造。強度・伝熱・高圧運転や後処理設備で使われる。公式サイト
BuchiGlass / Glass-Lined Reactor Systemsガラス製・グラスライニング反応システムを展開。ラボ〜パイロットスケールの反応・後処理で使われる。公式サイト
GEAMixing & Process Vessels / Extraction Systems撹拌・反応・抽出を含むプロセス設備、ベッセル、スキッドを展開。後処理・分離工程で使われる。公式サイト

詳しく見る

用途・特徴

材質耐性、温度・圧力範囲、撹拌性能、スケールが選定の主な軸になります。

反応・抽出設備は、原料を仕込み、温度・圧力・撹拌を制御しながら化学反応を進め、反応後に抽出・分液で目的物と不純物を分離する設備です。反応釜はジャケットで加熱・冷却し、コンデンサーで還流や溶媒回収を行い、撹拌翼で混合と伝熱を確保します。材質は腐食性や溶媒に応じて選びます。

続きを読む

選定では、扱う反応の腐食性・溶媒・温度域から材質を決めます。強酸・ハロゲン・高温溶媒にはグラスライニングが、機械強度や伝熱・高圧運転にはステンレス(SUS316Lなど)が向きます。撹拌は粘度・固液分散・伝熱を踏まえて翼形状とP/Vを設計し、反応熱の除熱能力(ジャケット・コイル)も確認します。

抽出・分液設備では、撹拌後に静置して水層と有機層を相分離し、界面を見ながら分液します。乳化やエマルジョン、相分離時間、温度管理が分離効率を左右します。連続抽出やミキサーセトラー、遠心抽出機を使う場合もあり、後段の濃縮・晶析・乾燥工程との整合も設計に含めます。

使用方法

基本的には、反応釜に原料・溶媒を仕込み、温度・撹拌・圧力を制御して反応させ、抽出・分液で目的物を分離します。

1反応釜・配管を洗浄・乾燥し不活性ガスで置換する
2原料・溶媒・試薬を仕込む
3温度・撹拌・圧力・還流条件を設定する
4反応を進行させ温度・除熱・進行度を監視する
5反応終了後にクエンチ・溶媒添加で後処理する
6撹拌・静置して相分離させ水層と有機層を分液する
実際の運用は、反応の種類、溶媒系、腐食性、スケール、防爆・GMP要件、後段の晶析・乾燥工程によって変わります。

関連製品

掲載情報の確認日:2026年7月(メーカー公開情報をもとに編集部が確認。最新・正確な仕様は各社公式をご確認ください)