セルバンク
MCB、WCB、研究用セルバンクの液体窒素保存・超低温保存を監視する。
- 極低温監視
温度モニタリングは、細胞、セルバンク、原材料、試薬、工程サンプル、製品、安定性試験サンプルなどを適切な温度条件で保管・輸送できているかを継続的に確認するシステムです。温度逸脱は生存率、品質、安定性、出荷可否に影響するため、保管・輸送・製造の各ポイントで重要になります。
温度モニタリングは、保管・輸送・製造環境が規定温度範囲内に維持されているかを確認するために使われます。システムによっては、湿度、CO2、差圧、ドア開閉、液体窒素レベル、酸素濃度、電源状態なども監視できます。
GMP用途では、温度逸脱時のアラーム通知、逸脱調査、品質保証、監査対応、バリデーション文書、電子記録の管理が重要になります。
基本的には、温度センサーやデータロガーを保管設備に設置し、温度を継続記録します。異常時はメール、SMS、電話、警報灯などで担当者へ通知します。
単体のデータロガーと、施設全体を監視する連続モニタリングシステムがあります。
少数のフリーザーや輸送ではデータロガーで十分な場合があります。一方、セルバンクやGMP保管では、異常時にすぐ対応できる連続モニタリングシステムが重要になります。
温度を記録する
温度を記録し、異常時に通知・管理する
USB回収、Bluetooth、クラウドなど
有線、無線、クラウド、ネットワーク接続
機種によって限定的
メール、SMS、電話、警報灯などに対応
輸送、簡易保管、個別設備
GMP倉庫、セルバンク、複数フリーザー管理
機種・運用に依存
GxP対応設計の製品がある
| 項目 | 温度モニタリングシステム | BMS/BAS |
|---|---|---|
| 主な目的 | 製品・サンプル・保管設備の温度記録 | 建物設備・空調・ユーティリティ管理 |
| 主な対象 | 冷蔵庫、フリーザー、LN2タンク、保管庫 | 空調、照明、給排気、設備制御 |
| GMP記録 | 監査証跡、レポート、校正記録を重視 | 設備管理中心 |
| データ利用 | 逸脱調査、出荷判定、品質保証 | 設備運転、施設保全 |
| タイプ | 内容 | 向く用途 |
|---|---|---|
| 単体温度ロガー | 温度を記録し、後からデータを回収する | 輸送、短期保管、簡易管理 |
| クラウド型ロガー | 温度データをクラウドへ送信する | 小規模ラボ、複数拠点、輸送監視 |
| 連続モニタリングシステム | 複数設備の温度を中央管理する | GMP倉庫、セルバンク、QCラボ |
| GxP対応システム | 監査証跡、電子記録、レポート、IQ/OQ対応 | 製薬・バイオ医薬品製造 |
| リアルタイム輸送監視 | 温度・位置情報をリアルタイム送信する | 細胞治療、治験薬、重要サンプル輸送 |
| 液体窒素タンク監視 | 温度、LN2液面、アラームを監視する | セルバンク、バイオバンク |
温度モニタリングは、温度管理が必要な保管・輸送・製造工程で広く使われます。
MCB、WCB、研究用セルバンクの液体窒素保存・超低温保存を監視する。
培地、フィード、試薬、工程中間体、バッファ保管の温度管理に使われる。
原薬、製剤、充填後製品、出荷前製品の温度管理に使われる。
保存条件、チャンバー、タイムポイントサンプルの温度監視に使われる。
原材料、治験薬、細胞、検体、製品のコールドチェーン管理に使われる。
試験サンプル、標準品、試薬、保管設備の温度監視に使われる。
温度モニタリングは、温度管理が必要なほぼすべての医薬品・バイオ製造で使われます。