Bruker(ブルカー)は2026年6月のASMS 2026で、4DプロテオミクスプラットフォームtimsUltra AIPの性能向上を発表しました。装置改良に加え、新しいrazor-PASEF取得法とSpectronaut 21ソフトウェアを組み合わせることで、細胞株・組織試料で1万種を超えるタンパク質の同定とラベルフリー定量(LFQ)、さらに500サンプル/日(SPD)で6,500種超の定量を実現するとしています(メーカー公表値)。
血漿プロテオミクスでは単一粒子P2濃縮を用いた性能もアピール。チュービンゲン大学病院やフライブルク大学の研究者が、FFPE(ホルマリン固定パラフィン包埋)組織のトランスレーショナル腫瘍学への応用例を示したとされます。同社は関連して新製品timsMRMSなども発表しました。
プロテオミクスの深さと処理量は、創薬標的の探索やバイオマーカー研究、バイオ医薬の特性解析に直結します。質量分析による特性解析の基礎はインタクト質量分析やペプチドマッピングも参照。
※ 本ページは公開情報(Bruker)をもとにしたProglenth編集部による整理です。詳細・数値は一次情報もあわせてご確認ください。