Makers & Products
消泡剤(アンチフォーム) のメーカー・製品一覧
消泡剤・抑泡剤
シリコーン系などの消泡剤で、発酵や細胞培養で生じるヘッドスペースの泡立ちを低濃度で抑える添加剤です。バイオリアクター運転工程で、酸素移動阻害やフィルター閉塞といった発泡トラブルを防ぐ目的に使われます。細胞増殖への影響の小ささや滅菌形態(ガンマ線済み等)を培養適合性の観点で選びます。
選び方
消泡剤は、まず使う工程で選びます。哺乳類細胞の培養なら、細胞増殖を邪魔しにくく動物由来成分フリー(ADCF/AOF)・滅菌済みの細胞培養グレードを。微生物発酵ならシリコーン系(食品グレードが豊富)、シリコーン残留を避けたいならポリエーテルなど有機(非シリコーン)系を選びます。あとは活性濃度・有効添加量(ppm)、滅菌方式(オートクレーブ可かガンマ滅菌済み即用か)、酸素移動(kLa)への影響を確認します。
- 使う工程(培養/発酵)
- 化学系(シリコーン/有機)
- 動物由来フリー・滅菌済み
- 活性濃度・有効ppm
- kLa(酸素移動)への影響
代表的な製品迷ったらここから
MerckAntifoam C Emulsion (A8011)哺乳類細胞培養で最も汎用される標準消泡剤。1〜10ppmの低濃度で発泡を抑える。30%シリコーン水性エマルション。哺乳類細胞バイオリアクターのヘッドスペース発泡を低濃度(1〜10ppm)で抑制。細胞培養で最も汎用される標準消泡剤。公式情報 →
Thermo Fisher ScientificFoamAway Irradiated AOF動物由来フリー・ガンマ滅菌の即用型。CHO/HEK培養から発酵、流加・灌流まで幅広く。動物由来フリー・ガンマ滅菌の3%シメチコン消泡剤。CHO/HEK293等の哺乳類懸濁培養から微生物発酵、流加・灌流まで幅広く対応する即用型。公式情報 →
MerckAntifoam Y-30 Emulsion (A5758)30%活性シリコーンの発酵向け定番。1〜100ppmで水系の泡を抑える。30%活性シリコーン水性エマルション。1〜100ppmで有効。微生物発酵を中心とした水系の発泡制御に用いる。公式情報 →
StruktolSB 2121シリコーンを避けたい好気発酵に。kLaへの影響が比較的小さいポリエーテル系。ポリアルキレングリコール系の発酵用消泡剤。抗生物質・酵素・アミノ酸生産などの好気発酵向けに設計され、kLaへの影響が比較的小さい。公式情報 →
細胞培養グレード(バイオプロセス専用)(6)
哺乳類細胞の培養に。細胞増殖を邪魔しにくく、動物由来フリー・滅菌済みで即用できるものが中心。
MerckAntifoam C Emulsion (A8011)30%シリコーン水性エマルション。哺乳類細胞バイオリアクターのヘッドスペース発泡を低濃度(1〜10ppm)で抑制。細胞培養で最も汎用される標準消泡剤。公式情報
MerckEX-CELL Antifoam, gamma irradiated (59920C)ガンマ線滅菌済みシメチコンエマルション。すぐ使えるバイオプロセス向け消泡剤として哺乳類培養の発泡制御に用いる。公式情報
CytivaHyClone ADCF Antifoam(irradiated)動物由来成分フリー・ガンマ滅菌の3%シメチコン液。シングルユースバイオリアクターに直結できるバッグ供給で、細胞増殖や収量に影響を与えにくい。公式情報
Thermo Fisher ScientificFoamAway Irradiated AOF動物由来フリー・ガンマ滅菌の3%シメチコン消泡剤。CHO/HEK293等の哺乳類懸濁培養から微生物発酵、流加・灌流まで幅広く対応する即用型。公式情報
シリコーン系(発酵・汎用)(7)
微生物発酵や水系プロセスの泡抑制に。食品グレードが多く、高温下でも効きやすい定番。
DowXIAMETER AFE-1520 Antifoam Emulsion20%活性のシリコーンエマルション。発酵工程向けに指定される食品グレード消泡剤で、高温・冷却いずれの水系でも泡を抑える。公式情報
有機(非シリコーン)系・ポリエーテル系(6)
シリコーン残留を避けたい系や、酸素移動(kLa)への影響を抑えたい発酵に。