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消泡剤(アンチフォーム) のメーカー・製品一覧

消泡剤・抑泡剤
消泡剤シリコーン発酵細胞培養
9社 ・ 19製品

シリコーン系などの消泡剤で、発酵や細胞培養で生じるヘッドスペースの泡立ちを低濃度で抑える添加剤です。バイオリアクター運転工程で、酸素移動阻害やフィルター閉塞といった発泡トラブルを防ぐ目的に使われます。細胞増殖への影響の小ささや滅菌形態(ガンマ線済み等)を培養適合性の観点で選びます。

選び方

消泡剤は、まず使う工程で選びます。哺乳類細胞の培養なら、細胞増殖を邪魔しにくく動物由来成分フリー(ADCF/AOF)・滅菌済みの細胞培養グレードを。微生物発酵ならシリコーン系(食品グレードが豊富)、シリコーン残留を避けたいならポリエーテルなど有機(非シリコーン)系を選びます。あとは活性濃度・有効添加量(ppm)、滅菌方式(オートクレーブ可かガンマ滅菌済み即用か)、酸素移動(kLa)への影響を確認します。

代表的な製品迷ったらここから

MerckAntifoam C Emulsion (A8011)哺乳類細胞培養で最も汎用される標準消泡剤。1〜10ppmの低濃度で発泡を抑える。30%シリコーン水性エマルション。哺乳類細胞バイオリアクターのヘッドスペース発泡を低濃度(1〜10ppm)で抑制。細胞培養で最も汎用される標準消泡剤。公式情報 →
Thermo Fisher ScientificFoamAway Irradiated AOF動物由来フリー・ガンマ滅菌の即用型。CHO/HEK培養から発酵、流加・灌流まで幅広く。動物由来フリー・ガンマ滅菌の3%シメチコン消泡剤。CHO/HEK293等の哺乳類懸濁培養から微生物発酵、流加・灌流まで幅広く対応する即用型。公式情報 →
MerckAntifoam Y-30 Emulsion (A5758)30%活性シリコーンの発酵向け定番。1〜100ppmで水系の泡を抑える。30%活性シリコーン水性エマルション。1〜100ppmで有効。微生物発酵を中心とした水系の発泡制御に用いる。公式情報 →
StruktolSB 2121シリコーンを避けたい好気発酵に。kLaへの影響が比較的小さいポリエーテル系。ポリアルキレングリコール系の発酵用消泡剤。抗生物質・酵素・アミノ酸生産などの好気発酵向けに設計され、kLaへの影響が比較的小さい。公式情報 →

細胞培養グレード(バイオプロセス専用)6

哺乳類細胞の培養に。細胞増殖を邪魔しにくく、動物由来フリー・滅菌済みで即用できるものが中心。

MerckAntifoam C Emulsion (A8011)30%シリコーン水性エマルション。哺乳類細胞バイオリアクターのヘッドスペース発泡を低濃度(1〜10ppm)で抑制。細胞培養で最も汎用される標準消泡剤。公式情報
MerckAntifoam SE-15 (A8582)10%活性シリコーン+非イオン乳化剤の水希釈型エマルション。オートクレーブ反復滅菌可。細胞増殖阻害が小さく培養適合性が高い。公式情報
MerckEX-CELL Antifoam, gamma irradiated (59920C)ガンマ線滅菌済みシメチコンエマルション。すぐ使えるバイオプロセス向け消泡剤として哺乳類培養の発泡制御に用いる。公式情報
CytivaHyClone ADCF Antifoam(irradiated)動物由来成分フリー・ガンマ滅菌の3%シメチコン液。シングルユースバイオリアクターに直結できるバッグ供給で、細胞増殖や収量に影響を与えにくい。公式情報
Thermo Fisher ScientificFoamAway Irradiated AOF動物由来フリー・ガンマ滅菌の3%シメチコン消泡剤。CHO/HEK293等の哺乳類懸濁培養から微生物発酵、流加・灌流まで幅広く対応する即用型。公式情報
FUJIFILM Wako消泡剤SI(Antifoam SI)破泡性・抑泡性に優れるシリコーン系消泡剤。低濃度で消泡効果が得られ、細菌培養・細胞培養用培地への添加に用いる国産試薬。公式情報

シリコーン系(発酵・汎用)7

微生物発酵や水系プロセスの泡抑制に。食品グレードが多く、高温下でも効きやすい定番。

MerckAntifoam Y-30 Emulsion (A5758)30%活性シリコーン水性エマルション。1〜100ppmで有効。微生物発酵を中心とした水系の発泡制御に用いる。公式情報
DowXIAMETER AFE-1520 Antifoam Emulsion20%活性のシリコーンエマルション。発酵工程向けに指定される食品グレード消泡剤で、高温・冷却いずれの水系でも泡を抑える。公式情報
DowXIAMETER AFE-1510 Antifoam Emulsion10%活性の食品グレードシリコーンエマルション。動物由来原料フリーで、発酵を含む水系プロセスの発泡抑制に使用。公式情報
WackerSILFOAM SE 1662直接食品接触対応のシリコーンアンチフォームエマルション。発酵プロセスの加工助剤として認可された用途を持つ。公式情報
WackerSILFAR SE 4食品・医薬分野および発酵プロセス向けに推奨されるシリコーンアンチフォームエマルション。医薬グレードのSILFARシリーズ。公式情報
WackerSILFOAM SE 6アルコール発酵での効果的な泡制御に用いるシリコーンエマルション。発酵後に留去されるアルコール分の系に適合。公式情報
信越化学工業KM-72GS38%活性の自己乳化型シリコーン消泡エマルション。食品グレードで発酵・飲料・食品加工に用いられ、高温下でも高い消泡効率を維持する国産消泡剤。公式情報

有機(非シリコーン)系・ポリエーテル系6

シリコーン残留を避けたい系や、酸素移動(kLa)への影響を抑えたい発酵に。

MerckAntifoam 204 (A6426)100%活性のポリプロピレン系ポリエーテル分散体(非シリコーン有機消泡剤)。微生物発酵と哺乳類懸濁培養の発泡制御に用いる。シリコーン残留を避けたい系に。公式情報
MerckAntifoam 204, aqueous emulsion (A8311)Antifoam 204のオートクレーブ済み水性エマルション版。細菌・哺乳類いずれの系にも添加でき、滅菌後すぐ使用できる。公式情報
MerckAntifoam A concentrate (A6582)細胞培養用の濃縮型有機シリコーン消泡剤。発酵・培養の泡を低濃度で抑える定番試薬グレード。公式情報
EvonikTEGO Antifoam 204オルガノ変性シロキサンをベースとするアンチフォームエマルション。従来のシリコーン油系が不向きな系に向けた設計。公式情報
StruktolSB 2121ポリアルキレングリコール系の発酵用消泡剤。抗生物質・酵素・アミノ酸生産などの好気発酵向けに設計され、kLaへの影響が比較的小さい。公式情報
StruktolJ 673 A植物ベースのアルコキシル化脂肪酸エステル系消泡剤。発酵中に生分解し、Pichia等の培養で収量を高めた報告がある。公式情報

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