Makers & Products
発現プラスミド・哺乳類発現ベクター(選択系含む) のメーカー・製品一覧
発現ベクター・選択系
CHOや293細胞で目的タンパク質を発現させる哺乳類発現ベクターで、選択マーカーを備えた製品群です。抗体産生の細胞株構築や一過性発現工程で、発現量と安定株樹立の両面を担います。プロモーター強度やGS/MSX・G418など選択系の種類、宿主細胞との適合性を発現戦略に合わせて選定してください。
選び方
まず用途で分ける。研究やスクリーニングなら定番の汎用プラスミドで十分、医薬グレードの高力価生産が目的ならCHO発現プラットフォーム(宿主細胞・ベクター・培地が揃った一式)を選ぶ。次に「選び方の仕組み」を確認する。安定発現株を残すための選択方式(抗生物質耐性か、グルタミン合成酵素を使うGS/MSX方式か)と、目標とする力価・搭載できる遺伝子数(抗体のH鎖L鎖や二重特異性などを同時に積めるか)が判断の軸になる。
- 用途(研究/生産)
- 選択方式と耐性マーカー
- 到達力価(g/L)
- 搭載遺伝子数・比率制御
- 宿主・培地まで一式か
代表的な製品迷ったらここから
Thermo Fisher ScientificpcDNA3.1(+) Mammalian Expression Vector迷ったらこれ。研究用の汎用バックボーンとして最も広く使われ、G418で安定株化も可能。CMVプロモーター駆動の定番哺乳類発現ベクター。ネオマイシン(G418)選択で安定発現株も樹立可能。研究用の汎用バックボーンとして広く使われる。公式情報 →
Thermo Fisher ScientificpcDNA3.4-TOPO TA Cloning KitExpiCHO/Expi293での一過性抗体発現を高力価で。まず大量に抗体を作りたい時に。ExpiCHO/Expi293系での一過性抗体発現に最適化された高発現ベクター。WPRE搭載でpcDNA3.3比2〜3倍の発現、G418で安定株化も可能。公式情報 →
LonzaGS Xceed Gene Expression System (pXC17.4/pXC18.4)GS-KO宿主+GSベクターでの高ストリンジェンシー選択。医薬グレードCHO生産の定番系。グルタミン合成酵素(GS)を選択マーカーとするCHO発現プラットフォーム。GS-KO宿主とGS発現ベクターでグルタミン非含有培地により高ストリンジェンシー選択。公式情報 →
ATUMLeap-In Transposase 哺乳類発現ベクター複数ORF搭載でH/L鎖や二重特異性の比率制御が可能。安定株を効率よく作りたい時に。機械学習設計の合成トランスポゾン/トランスポザーゼで遺伝子を活性クロマチンへ安定挿入。複数ORF搭載で抗体H/L鎖や二重特異性の比率制御に対応。公式情報 →
汎用発現プラスミド(4)
研究・一過性発現・スクリーニング用の定番バックボーン。まず手早く発現を見たい時に。
Thermo Fisher ScientificpcDNA3.1(+) Mammalian Expression VectorCMVプロモーター駆動の定番哺乳類発現ベクター。ネオマイシン(G418)選択で安定発現株も樹立可能。研究用の汎用バックボーンとして広く使われる。公式情報
Thermo Fisher ScientificpcDNA3.4-TOPO TA Cloning KitExpiCHO/Expi293系での一過性抗体発現に最適化された高発現ベクター。WPRE搭載でpcDNA3.3比2〜3倍の発現、G418で安定株化も可能。公式情報
PromegapCI-neo Mammalian Expression VectorCMVエンハンサー/プロモーターとキメライントロンで強い構成的発現。ネオマイシン耐性遺伝子搭載でG418による安定形質転換が可能。公式情報
OriGene TechnologiespCMV6-Neo Mammalian Expression VectorCMVプロモーター駆動のクローニング/発現ベクター。ネオマイシン選択で安定株を樹立。Puro/Hygro/BSD等の選択マーカー違いも揃う。公式情報
GS/MSX選択系・CHO発現プラットフォーム(6)
抗体など医薬の高力価生産向け。宿主・ベクター・培地が揃った生産用一式を選ぶ時に。
LonzaGS Xceed Gene Expression System (pXC17.4/pXC18.4)グルタミン合成酵素(GS)を選択マーカーとするCHO発現プラットフォーム。GS-KO宿主とGS発現ベクターでグルタミン非含有培地により高ストリンジェンシー選択。公式情報
MerckL-Methionine sulfoximine (MSX, M5379)GS発現系で内在性GSを阻害しグルタミン要求性を作り出す選択試薬。CHOK1SV等のGS選択・遺伝子増幅に用いる標準的なMSX。公式情報
MerckCHOZN GS-/- 発現システム(GS選択ベクター)ZFNでGSをノックアウトしたCHOZN GS-/-宿主と専用GS選択ベクター。MSX不要でグルタミン非含有培地により高産生クローンを単離できる。公式情報
SartoriusCHO Expression Platform(発現ベクター+宿主細胞)遺伝子工学的に改良したCHO宿主・最適化発現ベクター・4Cell SmartCHO培地を統合したプラットフォーム。IgG・二重特異性・Fc融合まで高力価を実現。公式情報
FUJIFILM BiotechnologiesApollo X Advanced Mammalian Expression SystemCHO-DG44由来宿主・発現ベクター・培地を組み合わせたCHO発現システム。mAbで5〜7g/L、最大10g/Lの力価を狙え、二重特異性やFc融合にも対応。公式情報
Catalent BiologicsGPEx Boost Cell Line Expression TechnologyGSノックアウトCHOを用いる高力価発現技術。レトロウイルスベクターによる安定挿入で力価を最大4倍に向上、標準mAbで最大10g/Lを狙う。公式情報
トランスポゾン/高効率安定発現ベクター(3)
複数遺伝子を高コピーで安定挿入したい時。二重特異性の鎖比率制御や安定株の早期樹立に。
ATUMLeap-In Transposase 哺乳類発現ベクター機械学習設計の合成トランスポゾン/トランスポザーゼで遺伝子を活性クロマチンへ安定挿入。複数ORF搭載で抗体H/L鎖や二重特異性の比率制御に対応。公式情報
System Biosciences (SBI)Super PiggyBac Transposase Expression Vector強力なCMVプロモーターで高発現・安定なPiggyBacトランスポザーゼを供給。トランスポゾンベクターと共導入し、目的遺伝子をゲノムへ高コピー挿入。公式情報
VectorBuilderPiggyBac Gene Expression Vector(カスタム設計)オンライン設計ツールでプロモーター・ORF・選択マーカーを自由に組み合わせ可能なPiggyBac発現ベクター。配列100%保証付きで短時間に受託作製。公式情報
選択用抗生物質・試薬(5)
耐性マーカー方式で安定株を選ぶための消耗品。手持ちのベクターに合う薬剤を揃える時に。