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選択用抗生物質(カナマイシン・アンピシリン等) のメーカー・製品一覧

選択用抗生物質
プラスミド選択形質転換培地添加剤分子生物学用
10社 ・ 19製品

プラスミドを保持した形質転換株だけを選択・維持するための抗生物質を扱います。カナマイシンやアンピシリンなどを培地に添加し、分子生物学操作や種培養の段階で耐性マーカーによる選抜に用います。研究用途か製造に近い管理かに応じて、純度・グレードを選び分けるのが実務的です。

選び方

選択抗生物質は、まずプラスミドが持つ耐性遺伝子(AmpR・KanR・CmRなど)に合わせて系統を選びます。次に、長時間培養やサテライトコロニー(薬剤分解後に周りで増える非保持株)が気になるなら分解の遅いカルベニシリンや調製済み溶液、秤量・ろ過滅菌の手間を省くならready-to-use溶液、という観点で形態(粉末/溶液)と純度・容量を絞り込みます。

代表的な製品迷ったらここから

MerckAmpicillin sodium salt(A0166, BioReagent)AmpRプラスミド選択の標準。最も使うアンピシリンNaを定番グレードで。プラスミド保持大腸菌の選択・維持に標準的に用いられるβ-ラクタム系。細菌細胞壁合成を阻害し、bla(AmpR)保持株のみを生存させる。公式情報 →
Thermo Fisher ScientificCarbenicillin Disodium Salt(5g, 10177012)分解が遅くサテライトを抑える。長時間培養やアンピシリン代替に。アンピシリンと交換可能なβ-ラクタム系。熱・酸に強く分解が遅いため、サテライトコロニーを抑え長時間培養に有利。公式情報 →
FUJIFILM Wakoカナマイシン硫酸塩溶液(50mg/mL, 117-00961)調製済み溶液で秤量・ろ過滅菌不要。KanR選択をそのまま培地添加で。あらかじめ調製済みの50mg/mLカナマイシン溶液。秤量・ろ過滅菌が不要で、そのまま培地に添加できる。公式情報 →
TeknovaAntibiotic Solutions(Ampicillin/Kanamycin/Carbenicillin/Chloramphenicol ほか)ろ過滅菌済みready-to-use。複数の選択薬を一括で揃えたいとき。ろ過滅菌済みのready-to-use抗生物質溶液シリーズ。各濃度・各形態で供給し、培地・プレートへの添加にそのまま使える。公式情報 →

β-ラクタム系(アンピシリン/カルベニシリン)7

AmpR保持株の選択・維持に。長時間培養やサテライト抑制を重視するなら分解の遅いカルベニシリンへ。

MerckAmpicillin sodium salt(A0166, BioReagent)プラスミド保持大腸菌の選択・維持に標準的に用いられるβ-ラクタム系。細菌細胞壁合成を阻害し、bla(AmpR)保持株のみを生存させる。公式情報
FUJIFILM Wakoアンピシリンナトリウム(生化学用, 016-23301 ほか)国内供給の生化学用アンピシリンNa。形質転換のセレクションマーカー・LB培地添加剤として広く使われる。公式情報
Gold BiotechnologyAmpicillin (Sodium), USP Grade(A-301)高純度β-ラクタム系。プラスミド選択と組換え株の維持に。粉末で5g〜500gの複数サイズを供給する専業ベンダー品。公式情報
Merck(Sigma-Aldrich)Ampicillin sodium salt(5503)細菌選択用アンピシリンNa塩。AmpR遺伝子を持つ形質転換体のセレクションに用いる研究用試薬。公式情報
Thermo Fisher ScientificCarbenicillin Disodium Salt(5g, 10177012)アンピシリンと交換可能なβ-ラクタム系。熱・酸に強く分解が遅いため、サテライトコロニーを抑え長時間培養に有利。公式情報
Gold BiotechnologyCarbenicillin (Disodium), USP Gradeアンピシリン代替のカルベニシリン二Na塩。安定性が高くサテライトコロニーを低減する選択用β-ラクタム。公式情報
IBI ScientificCarbenicillin Disodium Salt選択培地用カルベニシリン二Na塩。プラスミド選択でアンピシリンより安定な代替として用いる専業試薬ベンダー品。公式情報

アミノグリコシド系(カナマイシン)6

KanR(neo/aph)保持株の選択や培養汚染防止に。秤量を省くなら調製済み溶液が便利。

Thermo Fisher ScientificKanamycin Sulfate(粉末5g, 11815024/溶液100mL, 15160054)30Sリボソームに結合して翻訳を阻害するアミノグリコシド系。KanR選択や培養汚染防止に。10mg/mL溶液・粉末で供給。公式情報
MerckKanamycin(細菌選択用カナマイシン製品群)KanR遺伝子(neo/aph)保持株の選択に用いるアミノグリコシド系。硫酸塩・各純度・各容量を供給。公式情報
FUJIFILM Wakoカナマイシン硫酸塩(117-00341 ほか)国内供給の生化学用カナマイシン硫酸塩。50µg/mL程度でLB培地に添加しKanR選択に用いる。粉末で複数容量。公式情報
FUJIFILM Wakoカナマイシン硫酸塩溶液(50mg/mL, 117-00961)あらかじめ調製済みの50mg/mLカナマイシン溶液。秤量・ろ過滅菌が不要で、そのまま培地に添加できる。公式情報
Nacalai Tesqueカナマイシン硫酸塩(試薬)国内試薬メーカーのカナマイシン硫酸塩。分子生物学の形質転換・選択培地添加剤として供給。公式情報
Gold BiotechnologyKanamycin(Monosulfate)S. kanamyceticus由来アミノグリコシド系の高純度品。KanR選択に。粉末・溶液で供給する専業ベンダー品。公式情報

その他選択系(CAP/Tet/Spec 等)6

CmR・TetRなど別マーカーの選択や低コピー維持に。複数薬剤を揃えたいready-to-useシリーズもここ。

Gold BiotechnologyChloramphenicol50Sリボソームに結合し翻訳を阻害。CmR(cat)保持株の選択や低コピー維持に用いる。エタノール溶解で添加。公式情報
MerckTetracycline hydrochloride(細菌選択用)30Sに作用する静菌的テトラサイクリン系。TetR保持プラスミドの維持に約12.5µg/mLで用いる選択用試薬。公式情報
TeknovaAntibiotic Solutions(Ampicillin/Kanamycin/Carbenicillin/Chloramphenicol ほか)ろ過滅菌済みのready-to-use抗生物質溶液シリーズ。各濃度・各形態で供給し、培地・プレートへの添加にそのまま使える。公式情報
InvivoGenSelection Antibiotics(大腸菌・真核細胞用 選択抗生物質群)プラスミドの耐性遺伝子に対応した選択抗生物質ラインアップ。細胞培養試験済みの溶液・粉末で供給。公式情報
Bio-RadAmpicillin(1660407, 形質転換キット用)細菌形質転換実験キット向けの凍結乾燥アンピシリン。AmpR選択プレート作製に用いる少量規格。公式情報
Thermo Fisher ScientificCarbenicillin disodium salt 50mg/mL 溶液(J67159)蒸留水に溶解しろ過滅菌済みの50mg/mLカルベニシリン溶液。アンピシリン耐性形質転換体の選択に即添加できる。公式情報

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