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2026.07.14Agilent Technologies

Agilent、Altura HPLCカラムに「Ultra Inert」SEC・PLRP-Sを追加──バイオ医薬の凝集体・DAR分析向け

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Photo: Max Zhdanov / Unsplash

分析機器の Agilent Technologies が、Altura HPLCカラムのポートフォリオに、サイズ排除クロマトグラフィー(SEC)カラムとポリマー逆相の PLRP-S カラムを追加したと発表しました。BioSpace のプレスリリースおよび複数の業界メディアによると2026年7月8日付の発表で、いずれも金属表面との不要な相互作用を抑える Ultra Inert 技術を採用し、バイオ医薬の分析ワークフローを対象としています。

以下、性能に関する数値はメーカーの公表値(第三者検証ではない自己申告)です。

何を狙ったカラムか

バイオ医薬の分析では、試料が流路や充填剤の金属表面に吸着してしまい、ピークが崩れたり回収が下がったりすることがあります。とくにリン酸化物やオリゴ核酸、酸性の分子は金属に捕まりやすく、微量の不純物を見ようとするほどこの影響が効いてきます。Ultra Inert は、この金属由来の相互作用を抑えることを狙った表面設計で、今回はそれを SEC と PLRP-S の2系統に広げた形です。

対象として挙げられているのは、ペプチド・GLP-1治療薬・タンパク質・モノクローナル抗体・オリゴ核酸・mRNA・ADC。凝集体分析、分子量確認、サイズ分布、そして薬物抗体比(DAR)の測定まで、モダリティ横断で使えることを訴求しています。

位置づけと留意点

近年のバイオ医薬分析は、モダリティが増えて分子が複雑になるほど、カラム表面の「不活性さ(インナート性)」が地味に効く領域になっています。今回の追加は、Agilent が自社機器とのサンプルフローパス最適化まで含めて、この土俵で品揃えを厚くする動きと読めます。

一方で、示されている「最大2倍の感度」や「数百〜数千回注入後も安定」といった値は、いずれもメーカーの公表値です。実際の分離性能は、対象分子・移動相・グラジエント条件・既存メソッドとの相性で変わります。既存メソッドからの移し替えでは、凝集体分析の再現性やシステム適合性を自社の試料で確認するのが前提になります。

メーカー公式
Agilent Technologies
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本記事はメーカーの公式発表・一次情報をもとに、Proglenth編集部が独自に見出し・要約・解説を加えて整理したものです。正確性には努めていますが、最終的な仕様・条件は各社の公式情報をご確認ください。編集の考え方は編集方針に記載しています。

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