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2026.09.09•日立ハイテク

日立ハイテク、紫外可視近赤外分光光度計「UH9000シリーズ」を発売

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Photo: Klaus Andersen / Unsplash

日立ハイテクが、紫外可視近赤外分光光度計「⁠UH9000シリーズ⁠」を発売した。固体試料の分光特性を測る装置で、⁠UH9100 と UH9200 の2機種を用意する。発売は2026年9月1日⁠、販売は日立ハイテクアナリシスが担う。

同社が挙げている変更点は2つです。測定条件を変えて複数回に分けていた測定を1回にまとめられる「マルチスキャン機能」⁠と、設定の手間を減らす自動偏光子ホルダ⁠。どちらも測る中身ではなく、測る手つきのほうを変える機能です。

日立ハイテクはこの装置を、固体試料の高精度な測定で得たデータを積み上げてフィジカルAIと組み合わせる、という同社の構想「HMAX Industry」の加速に位置づけています。測定機を売って終わりではなく、そこから出るデータまで含めて取りに行く、という構えです。なお、価格と販売目標、開発担当者のコメントは発表されていません。

測り直す回数を減らす

分光光度計で測る対象が変わると、必要な条件も変わります。波長の範囲、検知器、スリット幅、偏光の向き。1枚の試料でも、知りたいことが複数あれば、条件を変えて何度も測ります。

手間がかかるのは、測定そのものより条件を変える操作です。それと、測り直す間に試料をどう保つかです。測り直すたびに試料を出し入れすれば、位置がずれます。偏光子を手で入れ替えれば、そこも作業者次第です。

マルチスキャン機能は、この繰り返しを1回の測定にまとめます。自動偏光子ホルダも狙いは同じで、⁠担当者の慣れに関係なく条件を揃えるためのものです。同社は、これが測定精度の安定にもつながると説明しています。

UH9100 と UH9200 の違い

2機種の位置づけは分かれています。

暗い試料、つまり光をほとんど通さない・返さない試料は、届く光が少ないぶん測りにくくなります。UH9200 はそこを検知器で押さえる構成です。

光学系は、従来の UH4150 シリーズで評価されていた平行ビーム設計を継承しており、UH4150 シリーズとの互換性も維持されています。すでに UH4150 を使っている場合は、ここが乗り換えの判断材料です。

生体試料や溶液の測定にどこまで向くかについては、発表からは分かりません。

分光を工程の中で使う話はラマン分光によるPATに、溶液の吸光度で量を測る話はA260/A280による定量にまとめています。

※ 本ページは公開情報(日立ハイテクの発表)をもとにしたProglenth編集部による整理です。仕様・価格の詳細は一次情報および各社の公式発表をご確認ください。

プレスリリース
prtimes.jp
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本記事は企業のプレスリリースをもとに、Proglenth編集部が独自に見出し・要約・解説を加えて整理したものです。正確性には努めていますが、最終的な仕様・条件は各社の公式情報・一次情報をご確認ください。編集の考え方は編集方針に記載しています。

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