AI創薬のIsomorphic Labs(Google DeepMind系)が、構造予測・リガンド結合・親和性予測・抗体相互作用モデリングを1つのパイプラインに統合した創薬設計エンジン「Isomorphic Labs Drug Design Engine(IsoDDE)」を発表した(2026年2月10日)。
AlphaFoldの「その先」を統合する
AlphaFoldはタンパク質の立体構造予測を一変させましたが、創薬では構造だけでなく、リガンドの結合や親和性、抗体の相互作用までを一体で扱えることが求められます。これらを束ねる設計エンジンは、その延長線上にあります。
自社公表によれば、IsoDDEは難しいタンパク質-リガンド汎化ベンチマークでAlphaFold 3の精度を2倍以上に高めたと主張し(訓練データとの類似度20%未満のケースで50%対23.3%と記載)、物理ベース手法を上回る親和性予測を短時間・低コストで行い、アミノ酸配列のみから新規の結合ポケットを見つけられるとされます。AlphaFoldと異なり社内向けにとどめ、オープンソース化しないとされます。数値は自社公表で、第三者検証ではありません。詳細は一次情報での確認が前提です。
※ 本ページは公開情報(Isomorphic Labs)をもとにしたProglenth編集部による整理です。詳細・数値は一次情報もあわせてご確認ください。