関連解析装置・技術

Sangerシーケンス

Sangerシーケンスは、DNA配列を1塩基ずつ読み取るための古典的なシーケンス技術です。特定のPCR産物やプラスミド、挿入配列、変異部位などを狙って確認する用途に向いています。

配列確認プラスミド確認変異確認キャピラリー電気泳動
分類
関連解析装置・技術
主な用途
配列確認 / プラスミド確認 / 変異確認 / キャピラリー電気泳動
関連モダリティ
抗体医薬 / ADC / 二重特異性抗体 / Fc融合タンパク質・組換えタンパク質 / AAV / レンチウイルス / プラスミドDNA / mRNA-LNP / 細胞治療 / iPS細胞・幹細胞由来製品 / 遺伝子編集 / ワクチン / 微生物発酵 / 低分子医薬品
代表メーカー
Thermo Fisher Scientific / Applied Biosystems・Promega・Takara Bio・NEB ほか計23社
関連キーワード
サーマルサイクラー / キャピラリー電気泳動 / NGS / リアルタイムPCR装置 / デジタルPCR装置 / DNA/RNA抽出装置

用途・特徴

Sangerシーケンスは、特定のDNA領域の配列を高い信頼性で確認するために使われます。PCRで増幅した領域やプラスミドDNAをテンプレートとして、サイクルシーケンス反応を行い、反応産物をキャピラリー電気泳動で分離して配列を読み取ります。

Point
  • 特定領域のDNA配列を確認できる
  • プラスミド確認、クローニング確認、PCR産物確認に使われる
  • CRISPR編集部位や変異導入部位の確認に使われる
  • Sanger反応後にキャピラリー電気泳動で配列を読む
  • NGSより小規模・局所的な配列確認に向く
  • サーマルサイクラー、シーケンス試薬、キャピラリー電気泳動装置と組み合わせる
  • 受託解析サービスとして外部委託されることも多い

使用方法

基本的には、確認したいDNA領域をPCRで増幅し、PCR産物またはプラスミドをテンプレートとしてサイクルシーケンス反応を行います。

1DNAサンプルを準備する
2必要に応じてPCRで対象領域を増幅する
3PCR産物やプラスミドを精製する
4シーケンスプライマーを準備する
5BigDyeなどのSangerシーケンス試薬で反応する
6反応産物を精製する
7キャピラリー電気泳動装置にセットする
8蛍光シグナルを読み取る
9配列データを解析する
10参照配列と比較して確認する
実際の条件は、テンプレートの種類、PCR産物サイズ、プライマー設計、GC含量、反復配列、シーケンス長、解析目的、受託解析の有無によって変わります。

掲載情報の確認日:2026年7月(メーカー公開情報をもとに編集部が確認。最新・正確な仕様は各社公式をご確認ください)