知っておきたいこと
データ解析から始まった沿革
エイツーヘルスケアは、IT企業のCRCソリューションズ(現在の伊藤忠テクノソリューションズ)から分社独立した会社です。1969年に統計解析を中心とする臨床試験サービスを始め、1990年にデータマネジメント、1997年にモニタリングへと業務を広げました。2001年にはEDCの開発も始めています。
2003年7月に株式会社ACRONETとして独立し、2005年4月に伊藤忠商事が資本参加しました。2022年7月からは伊藤忠商事の100%子会社です。従業員は2026年4月1日現在で1,271名です。
受けている業務
治験では、プロジェクトマネジメント、モニタリング、データマネジメント、統計解析、メディカルライティングを受けます。eCTDやCDISCによる申請電子データの作成、EDCなどのeClinicalソリューション、RBM(リスクに基づくモニタリング)も並びます。
製造販売後では、GPSPに基づく製造販売後調査と、GVPに基づく安全性情報管理を受けています。医療機器、再生医療等製品、ワクチンの開発、医師主導治験、臨床研究、製造販売後のデータベース研究も対象です。同社は、患者や市民の声を開発に生かすPatient and Public Involvement(PPI)の取り組みも進めています。
他社のCRO事業の引き継ぎ
同社は、ほかの会社の事業を何度も引き継いできました。2008年10月にイベリカCRDからモニタリング事業を取得し、2014年11月にはアスクレップの臨床開発事業から分割された会社とACRONETが合併して、いまの社名になりました。2017年1月には、旧ベル・メディカルソリューションズのCRO事業も取得しました。このとき資本参加したベルシステム24ホールディングスの保有株式は、2022年7月にエイツーヘルスケアが取得して償却しています。
2024年11月にエスアールエル・メディサーチ、2025年11月にファルフィールドのCRO事業が、エイツーヘルスケアに移りました。
台湾とボストンの拠点
海外には2つの拠点があります。A2 Healthcare Taiwan Corporationは2012年6月25日に台北市で設立された子会社で、資本金は700万台湾ドル、エイツーヘルスケアの100%出資です。2024年3月には、米国マサチューセッツ州ケンブリッジにUSボストン支店を開きました。
国内では、日本CRO協会の理事会社を務めています。品質マネジメントシステムはISO 9001:2015の認証を受けています。
日本からの頼み方
サービスの相談は、ビジネス・ディベロップメント部が電話(03-3830-1136)で受けています。公式サイトのお問い合わせフォームからも送れます。
本社は東京都文京区小石川の住友不動産後楽園ビル20階で、大阪事業所は大阪市西区靭本町にあります。