知っておきたいこと
1991年からの沿革と会社分割
イーピーエスの起こりは、1991年5月に設立された株式会社エプス東京です。1993年に臨床試験の症例登録・割付を始め、1995年にデータマネジメント、1998年にモニタリングを本格的に始めました。2001年にJASDAQへ、2006年には東京証券取引所第一部へ上場しています。
いまのイーピーエス株式会社は、CRO事業を受け継ぐための分割準備会社として2014年7月に設立されました。2015年1月の吸収分割で、前身からCRO事業を引き継いでいます。2022年10月には、親会社がEPSホールディングスから株式会社EPNextSに変わりました。社員は2025年10月1日時点で3,303名です。
受けている業務
業務の中心は、治験と製造販売後調査(PMS)のモニタリングです。データマネジメント、統計解析、メディカルライティング、安全性情報管理、薬事、臨床企画とPMDA相談の支援も受けます。RBM(リスクに基づくモニタリング)やセントラルモニタリングのほか、医薬品リスク管理計画(RMP)の作成、医療情報データベースを使う研究も並びます。
同社は、がん領域で第I相から第IV相までの臨床試験を受けてきたと説明しています。社内研修の「Oncology Academy」では、現役の専門医が癌種ごとに講義します。近年は、バーチャル治験を進める「Virtual Go」の構想を軸に、モニタリングの効率化と被験者の負担を減らす取り組みを進めていると説明しています。
グループ内での事業の移し替え
イーピーエスは、2020年からグループ会社との間で事業を何度か移しています。2020年4月に医療機器開発支援の事業を、2021年1月に医薬品等の分析事業を、それぞれ吸収分割でEPメディエイトへ移しました。2021年4月には、人材派遣と人材紹介の事業をイーピービズへ移しています。
医療機器開発支援の事業は、2024年10月にEPメディエイトからイーピーエスへ戻りました。
2021年7月にはCACクロアを子会社にし、2022年7月にEPクロアを合併しました。業務ごとの担当会社は、時期によって変わってきました。
バイオベンチャー向けのEPS BIOPath
2026年7月、同社は国内外のバイオベンチャーを対象に「EPS BIOPath」の提供を始めました。日本の医薬品開発市場への参入や開発の進め方を、計画の初期から支援するコンサルティングです。パートナー企業への提案依頼書の作成から、戦略・計画の立案、当局相談、臨床試験の立ち上げ、出口戦略までを受けると説明しています。開発薬事やCMC、統計解析、臨床薬理の専門チームが担当します。
日本からの頼み方
相談は、公式サイトのお問い合わせフォームで受けています。サービスについての窓口は営業部で、メール(prj-sd@eps.co.jp)と電話(03-5804-7577)も載っています。
本社は東京都新宿区下宮比町のつるやビルです。事業所は東京のオフィス群のほか、大阪に3か所、名古屋と溝の口にもあります。