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Japan SLC

日本エスエルシー

1949年に厚生省の要請で実験動物の生産と販売を始めた、静岡県浜松市の会社です。マウスやラットなどの生産に加え、遺伝子改変動物の作製、処置モデル、安全性試験と薬効薬理試験の受託を受けています。

本社
静岡県浜松市中央区湖東町
日本
本社、バイオテクニカルセンター(品質管理部・受託試験部)、大原・引佐・春野・中伊豆の4支所、東京・京都・九州の配送センター
見積・問い合わせ

Japan SLC

ご依頼はいったん Proglenth 編集部が受け取り、内容を確かめてからJapan SLCにお伝えします。型番がわからなくても、用途や規模を書いていただければ送れます。

ご依頼の種類
公式サイト ↗掲載内容の修正を依頼
実験動物の生産販売1949年から厚生省の要請で開始(同社)
処置モデルのメニュー30モデル超臓器摘出、腎疾患、カテーテル留置、中枢、疼痛など
ノックアウト・ノックインの作製4.5か月からマウス・ラット。ゲノム編集(CRISPR/Cas9)
従業員293名実験動物1級技術者44名、2級161名、獣医師4名
Services

サービス内容

モダリティできること規模拠点
安全性試験医療機器の生物学的安全性試験(ISO 10993、GLP適用・非適用)、OECDテストガイドライン(TG404皮膚刺激性・TG405眼刺激性・TG420急性経口毒性など)、医薬品等の品質管理のための試験(細胞毒性・抗原性・発熱性物質・急性毒性、GMP対応)拠点バイオテクニカルセンター、中伊豆支所試験棟
薬効薬理試験Xenograft・Syngeneicモデルの担がん試験、外科処置モデル、皮膚炎モデル(NC/Ngaなど)、糖尿病・IgA腎症(HIGA)・高血圧(SHR)・自己免疫疾患(NZBWF1)の自然発症モデル、CCl4・STZ・ブレオマイシンなどの薬物誘発モデル、高脂肪食モデル拠点バイオテクニカルセンター、中伊豆支所試験棟
遺伝子改変動物ノックアウト・ノックイン・トランスジェニックのマウス・ラット作製(CRISPR/Cas9、マイクロインジェクション、エレクトロポレーション)、受託飼育、クリーン化(子宮切断術・受精卵移植)、凍結胚・凍結精子の作製と蘇生、ノトバイオート作製規模受託飼育は1匹からラック単位まで
処置モデル精管結紮・卵巣摘出などの臓器摘出、腎臓5/6摘出・UUO、頸静脈・門脈などのカニュレーション、6-OHDAパーキンソン病・脳梗塞(ラット)、CCI・SNLなどの疼痛、変形性膝関節症、心筋梗塞、胆管結紮規模30モデル超
その他の試験・支援抗体作製(ウサギ・モルモット・ラット・フェレット)、薬物動態試験の投与・採血、AAVを使う感染試験、フェレットのヒトインフルエンザ感染試験、病理標本の作製と染色、サル・ブタも扱えるレンタルラボ規模感染実験はBSL3まで
生体試料・S9自社生産動物の血清・血漿・全血・臓器の採取と販売、ラット肝・ハムスター肝のS9と補酵素液拠点本社(静岡県浜松市)

強み

知っておきたいこと

生産から受託試験まで

日本エスエルシーの起こりは、1949年に静岡で設立された実験動物の飼育組合です。同社は、厚生省の要請にこたえて実験動物の生産と販売を始めたと説明しています。モルモットから始め、1951年にマウス、1970年からはSPFのマウス・ラットを生産してきました。1987年に現在の社名になり、1989年に本社を浜松市の湖東町へ移しました。

生産は大原・引佐・春野・中伊豆の4つの支所が担い、東京・京都・九州の配送センターから届けます。2005年には受託試験部と品質管理部をまとめて、バイオテクニカルセンターをつくりました。従業員は293名で、実験動物1級技術者が44名、獣医師が4名います。

受託試験の範囲

受託試験は、バイオテクニカルセンターと中伊豆支所の試験棟の2か所で受けます。安全性試験では、医療機器の生物学的安全性試験(ISO 10993)や、OECDテストガイドラインに沿った皮膚刺激性・眼刺激性・急性経口毒性の試験を扱います。発熱性物質試験など、医薬品等の品質管理のための生物学的試験も外部試験検査機関として受けています。

薬効薬理試験では、担がんモデルと外科処置モデルを使う評価を、同社は得意分野に挙げています。皮膚炎、糖尿病、IgA腎症、高血圧、自己免疫疾患のモデルも並びます。感染実験はBSL3まで行い、フェレットを使うヒトインフルエンザウイルスの試験も受けています。

遺伝子改変動物と処置モデル

遺伝子改変マウス・ラットは、ゲノム編集(CRISPR/Cas9)で作製します。gRNAの設計は提携先のセツロテックが担い、ノックアウトとノックインは4.5か月からです。作出した系統の次世代の生産、受託飼育、凍結胚・凍結精子の作製、無菌動物に腸内細菌を投与するノトバイオートの作製も受けています。

遺伝子改変動物はSPFのバリア施設の中で作るので、作製後のクリーン化が要りません。

処置モデルは30を超え、販売しているマウス・ラットにSPFレベルのまま手術や処置を施して納品します。腎臓の5/6摘出、各種カニュレーション、6-OHDAによるパーキンソン病モデル(ラット)、神経障害性疼痛モデルなどが対象です。

自社生産の動物を使う試験

同社は、自社で生産した動物を使うため、背景データがそろい、動物を待たずに試験を始められると説明しています。試験の結果には、品質管理部が発行する微生物検査の成績を付けられます。バイオテクニカルセンターはAAALAC Internationalの完全認証を受けています。生体試料では、自社生産のマウス、ラット、ハムスター、モルモット、ウサギ、サル、フェレット、ブタから血清や臓器を採り、Ames試験に使うS9も作って販売しています。

日本からの頼み方

試験の相談は、公式サイトのお問い合わせページで受けています。訪問かWeb会議での打ち合わせから始め、秘密保持契約を結んで試験内容を詰めます。

動物の注文には、2026年7月に開設した発注フォームを使います。2026年8月には、フェニックスバイオのPXBマウスを新たに取り扱い始めたと案内しています。