CDMO・CRO

Nitto Avecia

核酸(オリゴヌクレオチド)の開発と製造を受けるCDMOです。日東電工のグループ会社で、米国の2つの工場で原薬をつくり、分析はカリフォルニアの拠点が受けます。

本社
米国マサチューセッツ州ミルフォード(親会社は日東電工)
見積・問い合わせ

Nitto Avecia

ご依頼はいったん Proglenth 編集部が受け取り、内容を確かめてからNitto Aveciaにお伝えします。型番がわからなくても、用途や規模を書いていただければ送れます。

ご依頼の種類
公式サイト ↗掲載内容の修正を依頼
製造した配列1,500以上同社の発表(2026年10月)
1バッチの規模数mmol〜1,600mmolミルフォードとシンシナティの合成・精製設備
商用品の供給2005年から商用の核酸原薬を製造している
直近のFDA査察3拠点とも指摘ゼロシンシナティ2024年、アーバイン2025年、ミルフォード2026年。いずれもNAI
Services

サービス内容

モダリティできること規模拠点
核酸(前臨床用)非GMPの受託合成(OliGrow)。大量製造と同じ考え方の工程で合成・精製・脱塩し、社内で分析。結合体、長い配列、CRISPR用の配列も規模100mgから
核酸(GMP原薬)プロセス開発(OliGOプログラム、依頼者の工程の移管も可)、治験用と商用の原薬製造、PPQ規模1バッチ数mmol〜1,600mmol拠点ミルフォード(ISO 8のGMP製造棟)、シンシナティ(合成から凍結乾燥までの小規模ライン)
分析・品質試験原薬と製剤の分析法の開発とバリデーション、安定性試験、薬局方試験、溶出物・浸出物、元素不純物、微生物試験、バイオアッセイ、AAV・CAR-T・CRISPR関連の分析規模ラボ30,000平方フィート(BSL1・2)拠点アーバイン(カリフォルニア州)
薬事の支援IND・CTA・NDAのCMCの記載の確認、品質契約のひな形、参照できる施設マスターファイル(eCTD形式)

強み

News

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知っておきたいこと

2つの工場と分析拠点

本社のあるマサチューセッツ州ミルフォードには、分析法とプロセスの開発ラボ、品質管理のラボ、ISO 8のGMP製造棟がそろっています。開発ラボと製造棟は、いま広げているところです。

オハイオ州シンシナティの工場は、前臨床から少量の商用品までを受けます。合成から凍結乾燥までの小規模なGMPラインがあり、同社によると、15年にわたってFDAの査察はすべてNAI(対応不要)でした。

分析は、同じグループのNitto Avecia Pharma Servicesがカリフォルニア州アーバインで受けています。原薬と製剤の分析法づくりから安定性試験まで、核酸以外の薬の試験も扱います。

ブラジルの認証と商用品

2025年7月、ミルフォード工場はブラジルの規制当局ANVISAからGMPの認証を受けました。対象として、核酸医薬の原薬eplontersen sodiumの製造が明記されています。認証は2027年7月21日まで有効です。

同社は2005年から商用品をつくれる体制を整え、いまも商用の核酸を供給しています。何社かの依頼者とは、商用生産に向けた工程の性能確認(PPQ)まで進んだと説明しています。

FDA査察の結果

2026年10月、ミルフォード工場が予告なしの6日間の査察を受け、Form 483の指摘はゼロでした。2024年のシンシナティ、2025年のアーバインに続き、3拠点すべてで直近の査察がNAIになっています。

依頼者による監査も、年に10〜15件受けています。施設の情報をまとめたマスターファイルはeCTDの形式で用意してあり、依頼者の申請から参照できます。

次の製法の開発

ミルフォードでは、連続式の合成装置と、工程分析(PAT)を組み込んだ精製の方法を開発しています。トン単位の生産を見すえた取り組みで、アミダイトと溶媒の廃棄を出さない工程を目指しています。2025年10月には、酵素で核酸をつなぐCodexisのECO Synthesisを試す契約も結びました。

日本から頼むとき

親会社の日東電工は、1918年に創業した日本の素材メーカーです。ただし、Nitto Aveciaの公式サイトに載っている窓口は米国の拠点です。問い合わせは公式サイトのフォームで受けていて、前臨床用の合成(OliGrow)には見積もり用のフォームが別にあります。

連絡すると、事業開発の担当者が付いて、目的と範囲を一緒に決めます。契約は基本契約、供給契約、品質契約を必要な時期に結ぶ形で、ひな形はどちらの会社のものでも使えます。始まったあとは、専任のプロジェクトマネージャーが窓口を務めます。