CDMO

Rentschler Biopharma

ドイツ南部のラウプハイムに本社を置く、家族経営のCDMOです。抗体や融合タンパク質などのバイオ医薬品について開発と原薬の製造を受け、米国マサチューセッツ州のミルフォードにも工場を持っています。

本社
ドイツ・ラウプハイム
日本
日本の拠点は無い。地域パートナーのSummit Pharmaceuticals International(SPI)と組んで日本の顧客を支える(同社発表、2025年10月)
見積・問い合わせ

Rentschler Biopharma

ご依頼はいったん Proglenth 編集部が受け取り、内容を確かめてからRentschler Biopharmaにお伝えします。型番がわからなくても、用途や規模を書いていただければ送れます。

ご依頼の種類
公式サイト ↗掲載内容の修正を依頼
従業員約1,400人ラウプハイムとミルフォードの合計(同社サイト)
最大の培養槽3,000Lステンレス槽。単回使用槽は2,000Lまで
関わったバイオ医薬品180以上受託を始めた1997年以降(同社サイト)
ミルフォードの新ライン2,000L×4基単回使用槽。2024年に稼働し、GMPの能力がおよそ2倍に
Services

サービス内容

モダリティできること規模拠点
抗体・タンパク質(動物細胞)細胞株づくり、上流・下流の工程開発、技術移転、分析法開発、治験薬と商用原薬の製造。流加・連続・灌流培養規模単回使用槽2,000Lまで、ステンレス槽3,000Lまで拠点ラウプハイム(ドイツ)、ミルフォード(米国)
複雑な形のタンパク質二重特異性・多重特異性抗体、二重特異性の抗体断片、Fc融合・非Fc融合タンパク質、酵素・増殖因子・凝固因子、改変タンパク質の開発と製造
製剤開発・充填製剤開発は自社で受ける。充填はVetterとの提携(Xpert Alliance)で、原薬から製剤までを2社で分担
薬事・プログラム管理各国の承認申請資料づくりの支援と、顧客ごとのプログラム管理

強み

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知っておきたいこと

ラウプハイムとミルフォードの2拠点

Rentschler Biopharmaは、ドイツ南部のラウプハイムに本社を置く家族経営のCDMOです。始まりは1872年に開いた薬局で、1983年には天然型インターフェロンβ(Fiblaferon)で世界初の承認を得ています。受託の事業は1997年に始めました。それ以来180以上のバイオ医薬品に関わってきたと同社は説明しています。

工場は2つあります。米国マサチューセッツ州ミルフォードの工場は2019年に買い取ったもので、延べ床面積を93,000平方フィートから138,000平方フィートに広げました。2024年には2,000Lの単回使用槽を4基備えた新しいラインが動き出し、同社のGMPの能力はおよそ2倍になったとしています。過去2年でこの工場に新たに導入した品目は7つあり、PPQ(工程の性能適格性評価)の段階かそれを終えたものも含みます。

2025年に細胞・遺伝子治療から撤退

同社は2021年に英国スティーブニッジに拠点を設け、細胞・遺伝子治療の受託にも乗り出していました。2025年1月、この分野から手を引き、スティーブニッジでの事業を終えると発表しています。市場の伸びが想定より遅かったことを理由に挙げ、動物細胞で培養してつくるタンパク質に力を集めるとしました。

いまの受託の中心は、抗体や融合タンパク質などの原薬の開発と製造です。

培養槽の規模と充填の分担

培養槽は、単回使用が2,000Lまで、ステンレスが3,000Lまでです。2016年には3,000Lのステンレス槽を2基並べた設備を加えました。流加培養のほか、連続培養や灌流培養の工程も受けます。実績には、二重特異性・多重特異性抗体、Fc融合タンパク質、酵素や凝固因子などが並びます。

製剤の充填は自社では行いません。Vetterと組む「Xpert Alliance」で、原薬から製剤までを2社で分担します。早い段階から情報を共有し、出荷の手間を減らす形だと同社は説明しています。2024年10月には、ラウプハイムで同社最大の単独投資となる緩衝液・培地の調製棟の建設を発表しました。4階建て・3,400平方メートルの建物で、2028年までに本格的に動かす計画です。

2つの工場をまたぐ受託の例

2026年1月、同社はVarmXの凝固因子製剤VMX-C001について、第III相と商用の製造を受けると発表しました。2022年からラウプハイムで初期開発を支えてきた品目です。第III相の治験薬とプロセスバリデーションは、ミルフォードに移して製造します。同社はこの発表で、EUと米国の両方にFDAの承認を受けた拠点があると説明しています。

日本からの相談先

同社は日本と韓国の顧客を、長年の地域パートナーであるSummit Pharmaceuticals International(SPI)と組んで支えています。SPIが連絡の取り次ぎ、日本の規制に沿った助言、文化の違いを踏まえたプロジェクト管理を受け持つ形です。2025年10月には京都のBioProcess International Asiaに出展し、京都・大阪・東京を回るロードショーも案内しました。

事業開発チームにはアジア担当の責任者がいて、英語の公式サイトの窓口から連絡できます。日本の会社は、SPIを通して相談するか、この窓口のフォームに案件の内容を送って始めます。

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