遺伝子治療CDMOのAndelyn Biosciences(米国)とENCell(韓国)は2026年4月21日、米国とアジア太平洋(APAC)をつなぐ製造ブリッジを築く戦略的提携を発表した。Andelynの設定可能・データ駆動型の「AAV Curator® Platform」と、ENCellがAAV・レンチウイルスベクター向けに備える独立GMPスイートを接続し、地域ごとの臨床に地域内製造で応える体制とする。
米国とAPACを直接つなぐ「dual hemisphere」ワークフロー
提携の核は、米国とAPACの製造拠点を直接つなぐ「dual hemisphere(二半球)」ワークフローだ。国際展開につきものの規制・物流の複雑さを抑え、現地治験を現地製造で支えることで、リードタイムを短縮し商用化までの道筋を早めることを目的としている。両社は、地域のサプライチェーンを各国の患者ニーズに合わせて構築できる点を訴求している。
AAV Curatorでの開発・製造に加え、既存プログラムの技術移転にも対応
Andelyn側は、AAV Curatorプラットフォーム上での工程開発・製造に加え、既存の顧客プログラムをそのまま技術移転(tech transfer)して立ち上げる選択肢も提供する。ENCellはAAVとレンチウイルスの両方に対応する専用GMP施設を運用しており、両社の組み合わせでベクター製造の地理的な空白を埋める形となる。
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