細胞加工機器のTerumo Blood and Cell Technologies(Terumo BCT)が、細胞拡大装置「Quantum Flex」を用いたTCR-T細胞製造の自動化事例を公表した(2025年11月18日)。シカゴ大学の研究者による検討とされる。
「3工程を1台で閉じる」自動化
自家T細胞治療の製造は、T細胞の活性化・遺伝子導入(形質導入)・拡大培養という重要工程からなります。これらが別装置・手作業に分断されると、時間・ばらつき・コストの負担が増えます。閉鎖系の1台でエンドツーエンドに自動化できると、これらを抑えられます。
公表情報によれば、本事例ではTCR-T製造の活性化・形質導入・拡大の3工程を、1台のQuantum Flex小型バイオリアクターで全自動完結。閉鎖・GMP志向のエンドツーエンド自動プロセスとして、断片化した手作業に代わる選択肢と位置づけられています。自家T細胞治療の期間短縮・一貫性向上・コスト低減を狙うとされます。内容はメーカー公表の事例で、実装時は一次情報での確認が前提です。
※ 本ページは公開情報(Terumo(プレスリリース))をもとにしたProglenth編集部による整理です。詳細・数値は一次情報もあわせてご確認ください。