細胞培養製品のThermo Fisher(Gibco)が、組換えヒトインスリンをあらかじめ含む化学定義(chemically defined)・動物由来成分フリーのCHO培地「Gibco Efficient-Pro Medium (+) Insulin」を発売した(2025年9月)。
「インスリンを後から足す」手間をなくす
抗体などを作るCHO細胞の一部はインスリン依存性で、培地・フィード設計の現場では培養中にインスリンを手動添加することがあります。この手作業は工程ばらつきの一因になりがちです。あらかじめ培地に組み込めば、その手間とばらつきを減らせます。
メーカー公表値によれば、本培地は組換えヒトインスリンを含むことで手動添加を不要にし、他の代替に比べ最大61%高いタンパク質力価を示すとされます。液体と、Gibco AGT製法による乾燥の両形態で提供され、mAbやバイオシミラー生産を対象とします。数値はメーカー公表値で、採用時は一次情報と自社評価での確認が前提です。
※ 本ページは公開情報(BioSpace)をもとにしたProglenth編集部による整理です。詳細・数値は一次情報もあわせてご確認ください。