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2026.07.29Cobetter

Cobetter、ready-to-useの強陰イオン交換メンブレン「Purcise™ Q」──フロースルー研磨を高流速で

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Photo: National Cancer Institute / Unsplash

濾過・精製材料を手がけるCobetterが、強陰イオン交換(AEX)のメンブレンアドソーバー(膜クロマト担体)「Purcise™ Q」を投入した。高容量・スケーラブルで、そのまま使える(ready-to-use)ことをうたい、シリンジ型やカプセル型といった形態でラボからパイロット、プロセススケールまで揃える。負に帯電した不純物を吸着して除く、フロースルー研磨(ポリッシング)向けの担体だ。

メンブレンクロマトとレジンの違い

樹脂(レジン)を詰めたカラムでは、目的分子や不純物がビーズ内部の細孔へ拡散して吸着する。この拡散が律速になるため、大きな分子や高流速では効率が落ちやすい。対してメンブレンアドソーバーは、膜を貫く大きな流路(対流)で分子を担体表面へ運ぶため、拡散に頼らず高流速でも結合容量を保ちやすい。処理時間を短くでき、使い捨て(シングルユース)で洗浄バリデーションを省けることも、実務では大きな利点になる。Purcise™ Qは、この対流型の物質移動を活かした強AEX担体という位置づけだ。

研磨(ポリッシング)での役割

抗体精製では、Protein A捕捉のあとに陰イオン交換のフロースルーを置き、正に近い目的抗体を素通りさせながら、負に帯電した不純物を膜に捕らえて落とす使い方が定番だ。除去対象は宿主細胞タンパク質(HCP)残存DNA、ウイルスなどで、ポリッシング工程の要になる。高流速・高容量でこれを担えれば、下流のボトルネックを緩める余地が生まれる。塩や条件の作り込みは要るものの、ready-to-useのメンブレンは、開発から製造への橋渡しを速める選択肢を増やす。

※ 本ページは公開情報(Cobetter発表)をもとにしたProglenth編集部による整理です。詳細・数値は一次情報もあわせてご確認ください。

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本記事はメーカーの公式発表をもとに、Proglenth編集部が独自に見出し・要約・解説を加えて整理したものです。正確性には努めていますが、最終的な仕様・条件は各社の公式情報・一次情報をご確認ください。編集の考え方は編集方針に記載しています。

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