バイオ分析装置のUnchained Labsが、タンパク質の安定性を高スループットで特性評価する装置「Aunty」を発売した(2025年1月)。製剤検討や候補選抜で頻出する安定性評価を、少量・並列で回すことを狙う。
「壊れにくさ」をまとめて測る
抗体などの製剤開発では、熱でほどける温度(Tm)や、凝集の起こりやすさ、コロイド安定性といった複数の安定性指標を、条件を振りながら測る必要があります。個別装置で別々に測ると時間がかかるため、一台で束ねて回せることが検討の律速解消につながります。
メーカー公表値によれば、Auntyは全波長蛍光と静的(SLS)・動的(DLS)光散乱を組み合わせ、融解(Tm/Tonset)・凝集(Tagg)・コロイド安定性(kD, B22, G22)・長期安定性、さらにウイルスベクターのゲノム放出まで測れるとされます。96ウェルSBS石英プレートで1ウェル8µL、96ウェルを毎分読み取るとされます。数値はメーカー公表値で、導入時は一次情報とデモ評価での確認が前提です。
※ 本ページは公開情報(Unchained Labs)をもとにしたProglenth編集部による整理です。詳細・数値は一次情報もあわせてご確認ください。