Makers & Products
非天然アミノ酸(ncAA・pAMF等) のメーカー・製品一覧
非天然アミノ酸(SPAAC)
非天然アミノ酸(ncAA)は、側鎖にアジドやBCNなどの反応性ハンドルを備えたアミノ酸で、アンバー抑制や無細胞翻訳でタンパク質へ部位特異的に導入します。導入後はSPAACなどのクリック反応で結合点を形成します。保護基の有無や化学純度・光学純度、対応する翻訳系がコンジュゲーション設計との適合を決めます。
選び方
SPAAC(銅を使わないクリック反応)の結合点になる非天然アミノ酸は、まず「導入する側か、受ける側か」で分かれます。アジド側鎖(アジド型リジン・フェニルアラニン)か、相手のひずみアルキン側(BCN・SCO)かを決め、次に入れ方(遺伝暗号拡張で部位特異か、SPPSでペプチドに組込むか、Met類縁体で全体ラベルか)で絞ります。SPPSに使うならFmoc保護品、無細胞ADC構築ならpAMFなど、用途に直結した品を選ぶのが近道です。
- アジド側/アルキン側
- 導入法(暗号拡張/SPPS)
- 保護基(Fmoc/Boc/遊離)
- リジン型/Phe型
- 光学(L体/D体)
代表的な製品迷ったらここから
Jena Bioscience6-Azido-L-lysine HCl(CLK-AA009)アジドリジンの代表品。暗号拡張でアジドを部位特異に入れ、SPAAC/CuACの結合点に。まず試すならこれ。(S)-2-amino-6-azidohexanoic acid 塩酸塩。アジドリジンとしてSPAAC/CuAACの結合点を提供する代表品。公式情報 →
Iris BiotechFmoc-L-Lys(N3)-OH(FAA1793)SPPS用の定番Fmocアジドリジン。側鎖N3が安定で、ペプチドに結合点を確実に組込める。Fmoc保護のアジドリジン。側鎖N3はTFA・ピペリジンに安定で、SPPS/部位特異ラベリングのアジド結合点を導入。公式情報 →
Sutro BiopharmapAMF(para-azidomethyl-L-phenylalanine)/Xpress CF無細胞合成でADCを作る時に。アンバー抑制で部位特異導入し、DBCO-PEGペイロードと結合。無細胞合成プラットフォーム向けに最適化したアジドメチルフェニルアラニン。アンバー抑制で部位特異導入し、DBCO-PEGペイロードとSPAACでADCを構築。公式情報 →
SiChemexo-BCN-L-Lysine(SC-8016)受け手(アルキン側)が要る時に。BCNを持つリジンで、アジドやテトラジンと銅フリーで反応。ビシクロ[6.1.0]ノニン(BCN)を側鎖に持つリジン。アジド/テトラジンとひずみ促進反応する遺伝暗号拡張用アミノ酸。公式情報 →
アジド型リジン(AzK系)(5)
アンバーコドンへ部位特異にアジドを入れたい時に。DBCO等のひずみアルキンと結合点を作る基本形。
Iris BiotechN3-L-Lys(Boc)-OH(HAA2170)側鎖アジドを持つBoc保護リジン誘導体。アンバーコドンへの部位特異的導入後、DBCO等のひずみアルキンとSPAACで結合点を形成。純度99%以上・光学純度99.7%以上。公式情報
Iris BiotechH-L-Lys(N3)-OH(HAA9210)保護基なしの遊離アジドリジン。PylRS/tRNA系で取り込み、Staudingerライゲーションやクリック反応で選択的に修飾できる。公式情報
Jena Bioscience6-Azido-L-lysine HCl(CLK-AA009)(S)-2-amino-6-azidohexanoic acid 塩酸塩。アジドリジンとしてSPAAC/CuAACの結合点を提供する代表品。公式情報
Fmoc保護アジドリジン(SPPS/導入用)(5)
固相合成(SPPS)でペプチドにアジドを組込みたい時に。側鎖N3はTFA・ピペリジンに安定。
アジド型フェニルアラニン(pAzF・pAMF系)(3)
TyrRS系での導入や、無細胞合成でのADC構築(pAMF)など、芳香族側でアジドを入れたい時に。
Jena Bioscience4-Azido-L-phenylalanine(CLK-AA001)para位アジドのフェニルアラニン(pAzF)。M. jannaschii TyrRS系でアンバー導入し、SPAACの結合点を形成する代表的非天然アミノ酸。公式情報
Iris BiotechFmoc-L-Lys(4-N3-Z)-OH(FAA8830)4-アジドベンジルオキシカルボニルでアジドを側鎖に導入したFmocリジン。SPPS経由でアジド結合点を組込む。公式情報
Sutro BiopharmapAMF(para-azidomethyl-L-phenylalanine)/Xpress CF無細胞合成プラットフォーム向けに最適化したアジドメチルフェニルアラニン。アンバー抑制で部位特異導入し、DBCO-PEGペイロードとSPAACでADCを構築。公式情報
ひずみアルキン型(BCN・SCO・プロパルギル)(3)
タンパク質側にアルキンを持たせ、アジド試薬で受けたい時に。銅フリーで結合できる。
メチオニン類縁体(BONCAT用・参考)(6)
部位特異でなく、新生タンパク質を全体ラベルしたい時に。MetRSで翻訳中に取り込む代謝標識用。
MerckL-Azidohomoalanine hydrochloride(900892)Metアナログのアジドホモアラニン(AHA)。野生型MetRSで翻訳中に取り込まれ、アジド結合点をタンパク質全体に導入(残基特異・BONCAT)。公式情報
Vector LaboratoriesL-Azidohomoalanine(AHA)新生タンパク質標識用のアジドメチオニン類縁体。35S-Metの非放射性代替として、アルキン/DBCO試薬で検出。公式情報
Jena Bioscience4-Azido-L-homoalanine HCl(L-AHA、CLK-AA005)(S)-2-amino-4-azidobutanoic acid 塩酸塩。Met類縁体のアジドホモアラニンで、SPAAC/CuAACの結合点を提供。公式情報