濃縮・バッファ交換(UF/DF)
原薬の濃縮・製剤化前の緩衝液置換限外ろ過(UF)で濃縮し、透析ろ過(DF)でバッファを入れ替える定番工程。高い分離性と流束が得られる平膜カセットと、それを駆動するTFFシステムを組み合わせます。
注意:高濃度化では粘度上昇や凝集に注意。膜面のせん断と濃度分極の管理が要点。
濃縮・灌流・清澄化、どの膜を選ぶか?
TFF(タンジェンシャルフローろ過)は、膜面に平行に液を流して目詰まりを抑えるろ過です。UF/DFの濃縮・バッファ交換から、灌流の細胞保持、清澄化まで用途が広く、膜形態(平膜カセット/中空糸)で向き不向きが変わります。用途から膜を選び、どの分析とセットで確かめるかを整理します。
TFFは「用途」で選ぶのが基本です。目的物を濃縮しバッファを入れ替えるUF/DF、生きた細胞を壊さず保持する灌流、粗い成分を除く清澄化——それぞれで最適な膜形態と分画分子量(MWCO)が違います。まず何のためのTFFかを決め、平膜カセットか中空糸かを選びます。
限外ろ過(UF)で濃縮し、透析ろ過(DF)でバッファを入れ替える定番工程。高い分離性と流束が得られる平膜カセットと、それを駆動するTFFシステムを組み合わせます。
注意:高濃度化では粘度上昇や凝集に注意。膜面のせん断と濃度分極の管理が要点。
中空糸は流路が広くせん断が小さいため、生きた細胞や壊れやすい分子、固形分の多い液に向きます。目詰まりに強く、灌流や一次回収でも使われます。
灌流培養では、培地を入れ替えつつ細胞を培養槽に保持する装置が要ります。ATF(交互タンジェンシャルフロー)やTFF方式の細胞保持デバイスを、細胞へのやさしさと運転安定性で選びます。
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