低分子原薬では、結晶多形・結晶化度・水和/溶媒和、そして粒子径分布が溶解性・安定性・バイオアベイラビリティ・製剤加工性を左右する。固体物性の評価は原薬規格と製剤設計の橋渡しです。
| 手法 | 原理 | 何が分かる | 使い分け |
|---|---|---|---|
| 粉末X線回折(XRPD) | 結晶格子の回折パターンを測定 | 多形・結晶化度・非晶質 | 多形同定の主力 |
| 熱分析(DSC/TGA) | 融解・転移・脱溶媒の熱挙動を測定 | 多形・水和物・純度 | 多形/溶媒和の確認 |
| レーザー回折/動的画像 | 散乱/画像で粒度分布を測定 | 粒子径分布(D10/D50/D90) | 粒度の規格管理 |
| 偏光顕微鏡 | 結晶の形態・複屈折を観察 | 晶癖・凝集・非晶質 | 形態の把握 |