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原薬の固体物性とは?(結晶多形・粒子径)

低分子原薬では、結晶多形・結晶化度・水和/溶媒和、そして粒子径分布が溶解性・安定性・バイオアベイラビリティ・製剤加工性を左右する。固体物性の評価は原薬規格と製剤設計の橋渡しです。

固体物性を見る理由
多形は溶解性・安定性・生物学的同等性に影響
粒子径は溶出速度・含量均一性を左右
固体物性は製剤加工性に直結する

手法の比較 ― どの方法で測るか

手法原理何が分かる使い分け
粉末X線回折(XRPD)結晶格子の回折パターンを測定多形・結晶化度・非晶質多形同定の主力
熱分析(DSC/TGA)融解・転移・脱溶媒の熱挙動を測定多形・水和物・純度多形/溶媒和の確認
レーザー回折/動的画像散乱/画像で粒度分布を測定粒子径分布(D10/D50/D90)粒度の規格管理
偏光顕微鏡結晶の形態・複屈折を観察晶癖・凝集・非晶質形態の把握
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こんな場面で使う
  • 原薬の多形スクリーニング・管理
  • 粒子径分布(D90)の規格管理
  • 溶出・加工性に向けた粒子設計
主な測定項目
  • 結晶多形・結晶化度
  • 粒子径分布(D10/D50/D90)
  • 水和物・溶媒和・非晶質
関連分析とのつながり
固体物性を評価するときのポイント
目的の多形を同定し管理する(XRPD/DSC)
準安定形・非晶質の転移リスクを見る
粒子径はD10/D50/D90で表す
水和物・溶媒和の有無を確認する
溶出・含量均一性への影響を踏まえる
原薬規格として固体物性を設定する

この分析に使う製品・装置

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