CDMO

Samsung Biologics

サムスンバイオロジクス

韓国・仁川の松島に大型の培養工場を集めたCDMOです。抗体を中心に、原薬から無菌充填までを受けます。2026年には米国メリーランド州にも工場を持ちました。

本社
韓国・仁川(松島)
日本
東京(千代田区富士見)の事務所。2025年2月に開設
見積・問い合わせ

Samsung Biologics

ご依頼はいったん Proglenth 編集部が受け取り、内容を確かめてからSamsung Biologicsにお伝えします。型番がわからなくても、用途や規模を書いていただければ送れます。

ご依頼の種類
公式サイト ↗掲載内容の修正を依頼
原薬の生産能力845,000L松島の5工場と米国ロックビルの合計(2026年3月)
いちばん大きい工場240,000L第4工場。15,000L槽12基と10,000L槽6基
規制当局の承認489件FDA 64件・EMA 59件・PMDAなどその他366件(2026年、同社集計)
無菌充填1日350,000本バイアルの最大能力。1バッチは5〜2,500L
Services

サービス内容

モダリティできること規模拠点
抗体(動物細胞)単クローン抗体、二重特異性・多重特異性抗体、Fc融合タンパク質の原薬。治験の中盤から商用まで。N-1灌流培養も規模培養槽1,000〜15,000L、合計845,000L拠点松島(バイオキャンパスI・II)、ロックビル(米国)
組換えタンパク質動物細胞でつくる組換えタンパク質の原薬拠点松島
ADC・バイオコンジュゲート結合工程の開発、DARなどの分析、製剤化、原薬の製造。抗体と薬物の準備から充填まで規模500Lまで拠点松島のADC専用棟(2025年稼働)
mRNAmRNAの原薬製造(同社のサービス一覧に記載)拠点松島
製剤・無菌充填バイアルとプレフィルドシリンジへの充填、凍結乾燥、自動外観検査、-70℃までの保管と輸送規模1バッチ5〜2,500L、1日最大350,000本拠点松島
細胞株・プロセス開発後期の創薬支援、細胞株づくり、プロセス開発と分析法開発、非GMP・GMPの治験薬製造拠点松島

強み

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知っておきたいこと

松島の5工場とロックビル

工場は、仁川の松島(ソンド)にあるバイオキャンパスIとIIに集まっています。培養槽は1,000Lから15,000Lまでで、単回使用とステンレスの両方があります。第1工場は30,000L、第4工場は240,000Lです。2025年4月には、15,000L槽を12基並べた第5工場が動き出しました。

2026年3月、同社はGSKから米国メリーランド州ロックビルの工場を買い取りました。20,000Lと10,000Lのステンレス槽が2基ずつあり、原薬の能力は60,000Lです。GSKへの供給を続けながら、ほかの会社の依頼も受ける拠点に移していくと説明しています。これで合計は845,000Lに増えました。

2025年にバイオシミラー事業を分離

2025年11月、同社はバイオシミラーを開発するSamsung Bioepisを切り離し、新しい持株会社Samsung Epis Holdingsの下に移しました。株主総会では99.9%が賛成し、発表から5か月で手続きを終えています。

依頼する側から見ると、受託先の会社の中にバイオシミラーの開発部門がない形に変わりました。同社はこれを受託専業(ピュアプレイのCDMO)への切り替えと位置づけ、2032年までに第2バイオキャンパスを完成させて能力を1,324,000Lに広げる計画も示しています。

ADC、mRNA、無菌充填

二重特異性抗体、Fc融合タンパク質、組換えタンパク質、mRNAも受けています。ADCは2025年に専用棟が動き出しました。高薬理活性の原料をほかの製造と分けて扱い、結合工程は500Lの規模まで対応します。

無菌充填はバイアルとプレフィルドシリンジで、凍結乾燥もできます。1バッチは5Lから2,500Lまでで、1日に最大350,000本のバイアルを充填できると同社は説明しています。ペプチドは、スイスのPolyPeptideの買収手続きを2026年に進めているところです。

承認の実績

同社の集計では、2026年までに受けた承認は489件です。FDAが64件、EMAが59件で、残る366件はPMDAや韓国のMFDSなどです。日本のPMDAからは、2017年5月に第1工場が初めて承認を受けました。製剤については、20以上の市場で承認を得ているとしています。

日本からの相談先

問い合わせは、公式サイトのフォームで受けています。フォームには国を選ぶ欄があります。日本の顧客は、2025年2月に開いた東京事務所(千代田区富士見の飯田橋グラン・ブルーム)が担当します。

担当者と直接話す場として、展示会も使えます。2026年は、10月28〜30日のBIX(ソウル)と、11月9〜11日のBIO-Europe(ケルン)に出る予定です。

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