支援サービス・受託
2026.08.17

CDMO各社はなぜ建て続けるのか——Fujifilm・Lonza・MilliporeSigma・Samsung Biologics・Thermo Fisherの幹部がGENに語る

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Photo: Pawel Czerwinski / Unsplash

GEN に、⁠Fujifilm Biotechnologies、Lonza Group、MilliporeSigma、Samsung Biologics、Thermo Fisher Scientific の幹部が、各社の近年のサービス拡張と新設備についてインタビューに答えた記事が掲載された。

主要CDMOがそろって拡張を語る局面には、業界側の事情がある。

需要が見えてからでは間に合わない

受託製造の設備投資には、独特の時間構造がある。

構想から実際に出荷できるようになるまでに、少なくとも次の段階を踏む。

このため、⁠引き合いが立ってから建て始めたのでは、その案件には間に合わない⁠。拡張の判断は常に、数年先の需要に対する賭けとして行われる。各社が拡張を語るとき、それは足元の埋まり具合ではなく将来の需要見通しに対する自社の読みを述べていることになる。

「容量」は体積では測れない

CDMOの供給力を語るとき、培養槽の総リットル数が使われやすい。しかし委託する側から見た実際の制約は、そこにはない。

問われるのは⁠「その分子を、その規格で、その時期に作れるか」⁠である。

同じ「1万リットル」でも、次はすべて別の設備を指す。

そして高活性物質や封じ込めが要る品目は、専用区画でしか扱えない。⁠全体としては空いていても、必要な種類が埋まっているという事態はここから生じる。

近年は、この「種類」の側が増えている。抗体単独ではなく、ADC、二重特異性抗体、mRNA・LNP、細胞・遺伝子治療、そして充填の需要が大きい代謝性疾患領域——工程の異なる品目が並行して走る。⁠汎用の大型設備を積み増すだけでは埋まらない構造になりつつある。

委託する側が見るべきところ

拡張の発表は、委託側にとっては選択肢が増えたという話である。ただし判断の軸は変わらない。

新しい建屋は、稼働してすぐに実力が分かるものではない。⁠最初の数ロットで何が起きたかが、その拠点の実際の姿を示す。拡張の発表が続く局面ほど、選ぶ側は稼働後の情報を待つ姿勢が要る。

※ 本ページは公開情報(GEN の記事)をもとにしたProglenth編集部による整理です。各社の具体的な拡張内容・設備仕様・稼働時期は一次情報および各社の公式発表をご確認ください。本文中の解説は業界一般の構造に関する説明であり、記事中で各社が述べた見解を要約したものではありません。

業界メディア報道
genengnews.com
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本記事は業界メディア等の報道をもとに、Proglenth編集部が独自に見出し・要約・解説を加えて整理したものです。正確性には努めていますが、最終的な仕様・条件は各社の公式情報・一次情報をご確認ください。編集の考え方は編集方針に記載しています。

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